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The Only Present Which Only You Can Give Me Ⅲ ( 俊 & 蘭世 )
「明日、フィラさんとココ姫がこちらに来るから、いいよね?」
(バレンタインって言ったって彼は興味が無いだろうし・・・)

(あっ、明日がバレンタインか・・・)

「お前、その大きなおなかで大丈夫なのか?」

「うん、向こうに行くのは難しいからこっちに来てもらうの。」

「無理をしなければいいよ。」


と言ってアイツの安心した顔を見ながら寝たのが数時間前。

日付が変わろうと言う頃に
ベッドが少し揺れたような気がして俺は目を覚ました。

すると寝ぼけ眼ながらアイツが起き上がって座っている姿が見えた

「おい、どうした?」

「あっ、起こしちゃった?ごめんなさい。ちょっと・・・」
(おなかが痛い・・・でも、これが陣痛???)

「おい!!!大丈夫なのか?」

「あっ、大丈夫よ。たぶん勘違い…

イタタッ」

「とりあえずメヴィウスを呼んでもらうよ・・・」

「えっ???」
(そんな大げさな・・・)

「何かあってからじゃ遅いだろ。」

と、使いをやってから、とりあえずお袋とお義父さん、お義母さんにも連絡を入れた。

するとやってきたメヴィウスが
「このまま出産になりますな。大丈夫じゃよ。順調だから。」
と言ってきたので
「では外で待っています。よろしくお願いします。」
と廊下に出た。


そこから数時間最後は痛いしか言わなかったアイツが
無事に俺の子供を産んでくれた。

元気な男の子だった。

赤ん坊とアイツの顔を見てから、お袋が
「蘭世さんも疲れているでしょうから、休んでもらいましょう。」
と言う一言で俺はいったんその部屋を出た。

そしてふと思いついてある場所に俺は向かった



そろそろいいだろうかと2月14日の夕方に部屋に入っていくと、
アイツの顔が半泣きだ・・・

しかも嬉し泣きではなく悲しい方だ。

「どうした?なんか体調が悪いのか?メヴィウスでも呼ぶか?」

「ううん、違うの。

あなたは知らなかったかもしれないけれど、今日はバレンタインデーなのよ。

せっかくチョコレートも取り寄せてもらったのに・・・」

「さすがイベント好きなお前だなあ。

赤ちゃんまでイベント日に産むなんて・・・」

「からかわないでよ~」

「心配すんな。お前はちゃんとプレゼントをくれたよ。

で、これは俺から」

キョトンとしているアイツの前に想いヶ池のほとりの花をつんで
お袋にブーケにしてもらったものを手渡した。

「わぁ~ありがとう。でも、私からは何も・・・」

「あのな、俺が自分の子供を抱っこできると言うこれ以上の物があるか!!!

自信を持て。

今日は本当にありがとうな。」






作者談

Happy Valentine !!!

さすがのイベント好きな蘭世もこの年はバレンタインどころではなかったのではと・・・

そこは俊のフォローで無事にイベントデー終了と言うことで・・・

卓は私の一人目の子よりも年上ですが、
(と言うより愛良も私の一人目の子より年上)
私の一人目の子の時代でも
まだ立会い出産する人ばかりでも無かったです。

立会い出産したい場合は病院を選ばなきゃならない時代でした。

私の二人目の頃で立会い出産の人の方が多いって感じでしょうか・・・

今や立会い出産の方が多いんでしょうね。
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[2015/02/14 20:10] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
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プロフィール

poohfrozen

Author:poohfrozen
まず初めに二次小説のそれぞれの原作の出版社様、原作者様とは一切関係ございません。

私が個人的に読んでいる漫画の二次小説を少しずつ披露できればと思っています。
(恋愛ものがほとんどです。原作が恋愛ものでなくても恋愛部分のみをピックアップした二次小説になると思います。)

非常に下手だと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

実親が非常に厳しく、漫画を触らせてくれなかったため
少し漫画に触れたのが高校生、
漫画にまともに初めて向き合えたのが
大学で一人暮らしを始めてからなので
同世代の人たちと比べるとずいぶんと遅れ気味な感じです。

原作を私なりに読んでの私なりのイメージを壊さないような二次小説を書いていく予定です。

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