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When Is the "Someday" ? LI ( 蘭世 & 鈴木さん & 高橋さん )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




誕生日当日にお祝いは遠慮させてもらうからって
鈴木さんと高橋さんがわざわざ今日の晩に
パーティーに誘ってくれた。

「お邪魔しま~す。」

「はぁい、いらっしゃい。」

相変わらず鈴木さんの部屋はきれいに片づけられている。

「主役はどうぞどうぞ、座ってて。」

「えっ?でも・・・」

「もうすぐ準備は完了だから・・・」

「じゃあお言葉に甘えて」

とゆっくり準備を待ちながら
高橋さんと他愛もない話をしていた。


「あっ!!!そう言えば真壁選手に会ったわよ!」

「えっ?真壁君に?ジムの前でも通ったの?」

「そんなところ通らないわよ。

もっと意外なとこ・・・

アイタ!!!」

「高橋さん、おしゃべりはそこまでにして
ちょっと手伝って。

あなたも招待した側なんだから。」

「やっぱり私も手伝おうか?」

「お皿を並べてもらうだけだからいいよ。」


話が途中で終わってしまい、
結局どこで会ったのか聞けなくて
クエスチョンマークだらけの頭の私をほったらかしに
二人はキッチンの方へと行った。



「江藤さんにケーキ屋さんのことは言ってはダメ。」

「どうして?」

「たぶん、真壁選手は内緒にしておいてほしいはず。

だからよ。

ちょっとは敏感になりなさい!!!」

「はぁい・・・」






作者談

さあ一日前の誕生日パーティーは無事に終了するでしょうか?

話は続きます。
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[2015/06/30 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? L ( 俊 & 鈴木さん & 高橋さん )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




とりあえずケーキ屋に入って行った。

「はい、いらっしゃいませ。」

一通りショーウィンドウを見た。

一人用と思われるケーキがほとんどで
バースデーケーキとは思える物は無かった。

どうしようと悩みながら
甘いものが苦手な俺はさっさとこの場を立ち去りたかった。

と、もう一度自動ドアが開いた。

「はい、いらっしゃいませ。」

先ほど同様店員が迎え、俺はソイツに先に選んでもらおうと
後に下がった。

「あらっ?」

ゲッ、この女、江藤の勤め先の同僚だ・・・

「あ~、真壁選手!!!」

ゲッ、なんだこのうるさい女は・・・

「ボクサーがケーキ屋って珍しいですね。」

「はぁ~ちょっと・・・」

「ひょっとして江藤さんへのプレゼントじゃないの?

明日誕生日だし!!!」

「高橋さん、そういうことは思っても言わないの。

真壁さんも困っているじゃない。」

「だって、江藤さん、明日休みをもらっているし
ここ数日とっても嬉しそうだし
明日誕生日だし
甘い物好きそうだし
・・・・」

まあ、よくしゃべる女だ。

「江藤さんへのバースデーケーキの予約ですか?」

「ああ」

「私たち今日お祝いをしてあげるんですけど
じゃあケーキじゃない別の物の方がいいかしら?」

「いや、俺にお気遣いなく」

「江藤さんなら二日連続でも食べられそうだけれど
後々太ったと言われても困るから
小さめのケーキにしましょう。」

「え~」

「高橋さんはご自身用にホールでどうぞ

私もホールは無理だから」

ギャンギャン大騒ぎしながら
一人用のケーキを3個買って
嵐が去って行った。

そうか、よく考えたらアイツ、甘い物好きなくせに
最近あんまり食べてるの見てないな。

そんな気遣い要らないのに・・・





作者談

とりあえずケーキの予約のシーンです。

お店に入れなくてウロウロって言うシチュエーションも考えましたが、
とりあえずお店の中でのシチュエーションで。

話は続きます。
[2015/06/29 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLIX ( 俊 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




明日は江藤の誕生日。

どことなく嫌な予感がするのだが、なんだ?

俺が手料理を失敗するのか?

そもそも俺の味がアイツの口に合うのだろうか?

後、そんなことよりアイツへのプレゼントだ。

そろそろ俺も『いつか』と言う言葉だけで
アイツを縛っておくのは無理があると思っている。

だからこそ指輪をこっそり用意した。

内緒で用意したから
お店に行った時さあ困った。

あんなに色々種類があると思わなかった。

本当はダメなんだろうが、
魔界人としての能力を発揮させてもらった。

アイツの指にはめたイメージを次から次へと描いて
アイツが一番喜んだ顔を見せた指輪に決めた。

サイズもアイツの頭の奥底から引っ張り出した
サイズで頼んだ。

まあ万が一合わなかったら能力でピッタリにってことで・・・

こんなこと、日頃能力を使うなって言っているアイツには言えない。

後は問題の料理だ。

こういう時はフランス料理フルコースとか
イタリアンでおしゃれにとか
そういうのがいいのかもしれないが
俺の腕では無理。

一瞬ここでも能力を使おうかとも思ったが、
アイツは俺の手料理が食べたいと言った。

俺の性格もわかっているだろうから
俺が作ることのできる料理でいいんだろう。

おっと、
誕生日と言えばバースデーケーキだよな・・・

って、これも俺が作るのか?

いや、無理。

絶対に無理

ケーキは料理じゃないから作らなくてもいいよな・・・

なんとなく心の奥底でする嫌な予感を
無かったことにと更に奥に仕舞いこみながら
近くのケーキ屋に行くことにした。

これがとんでもない事件を巻き起こすことを
この時の俺は知らなかった。






作者談

俊だってあの「帰らない」事件の予測が全くつかなかったとは思えないんです。

ただ、俊はそんな想像がつかない・・・

心の奥底では黄色信号が灯っていたけれど
気づかなかったと言うことで・・・

話は続きます。
[2015/06/28 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLVIII ( 蘭世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




明日は私の誕生日。

真壁君はたぶん私の望むように手料理を作ってくれると思う。

お父さんには外泊の許可がもらえた。

その代わり(?)真壁君に気持ちを聞くって言う
とてつもなく高い(エベレストよりも?)ハードルができてしまった・・・

お父さんも鈴世もどうして聞かないの?って言うけれど
答えを聞くのが怖いと言うのが正直な話。

『いつか』って言葉はもらったけれど
私の思う『いつか』と
真壁君の思う『いつか』には隔たりがあるかもしれない。

いや、それどころか真壁君の気が変わったかもしれない。

1番近い女性にはなっているとは思っているけれど
それと結婚は別物かもしれない。

自分の望む答えじゃないかもしれないけれど
やっぱり今後を考えたいから
後悔しないように
明日は私はあるプランを決行する!!!

真壁君、覚悟してて!!!





作者談

私も告白をしたことはあります。
(普通のお付き合いをしたいと言う告白ですが・・・)

撃沈しました(涙)

元々仲の良かった同級生なので
しばらくは落ち込んだ・・・

話は続きます。


[2015/06/27 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLVII ( 江藤一家 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「うっ・・・」

「蘭世と俊君の考えが同じとは限らないだろう?

それでもいいのかい?」


「いいです・・・」


「わかったよ。

自分の思うように、後悔の無いように泊まっておいで。

心配しなくても蘭世の戻ってくる場所は必ずあるんだから」


「お父さん!!!」


お姉ちゃん、よかったね。

そして、お父さん、それは杞憂って言うんだよ。





作者談

娘が初めて外泊する時ってこんな感じなんでしょうか?

私は大学から一人暮らししていたから
父親の気持ちはわからないんだけどな・・・

話は続きます。





[2015/06/26 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLVI ( 江藤一家 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「たしかに、お兄ちゃんは言葉に出すことはないかもしれないし
お姉ちゃんはテレパシーの能力があるわけじゃないから
言ってもらわなきゃわからないんだろうけれど
普通の人間はみんなテレパシーなんてできないよ?

そして人間がみんな思ったことを口に出しているとも思えない。

それでもお互いが想い想われ
信じ信じられ
結婚生活を続けていっているんでしょ?

何か無いの?」

「・・・」

「それとも聞いてみようって思わないの?」

「・・・・・」

「今まで言われてきたセリフとか・・・」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・」

「お父さん、やっぱり私には真壁君の考えがわからないけれど
でもそれを確認するためにも外泊をしてもいいですか?」

はぁ~

先ほどのため息よりも更に大きなため息をお姉ちゃん以外の家族みんなでついた。

それでもお姉ちゃんは意に介せず
「わからないから聞くことにする。

でもその話がすぐに終わるとも限らない。

だから、外泊してゆっくりと聞きたい。」

「俊君の答えがどんな答えでもいいのかい?

蘭世の望むような答えとは限らないよ?」

うわっ、お父さん、それを聞く?





作者談

望里も容赦ない・・・
(と言うかそうさせちゃった・・・)

話は続きます。




[2015/06/25 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLV ( 江藤一家 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「ワシの質問の答えがまだ出ていないならば
まだ許すことはできないよ。」

「あなた!!!」

「ワシは別に真壁君が嫌いとかではない。

でも一人娘を結婚前に外泊させるのに
その娘が相手の気持ちもわからない状態で
『はいどうぞ』なんて言えるわけがないだろ?

相手が誰であっても同じだよ。」

「・・・

真壁君、言ってくれないもの・・・

真壁君と違って言ってくれなきゃわからないもの・・・」

「・・・」

「・・・・・」

「じゃあどうして聞かないんだい?

聞かないから言う必要もないって思っているんじゃないのかい?」

「・・・

真壁君の重荷にはなりたくない・・・

『おれを感情に走らせるな』って昔言われたもの。」

はぁ~・・・

これ、僕、口を出していいのかな?

「蘭世、じゃあ聞き方を変える。

口に出してもらわなきゃわからないのかい?」

「誰よりも近い存在だとは思う・・・

でも、これが本当に合っているのか
私の願望で思い違いなのか・・・

わからないんだもの。」

はぁ~

当の本人以外のため息が重なったら
思った以上に大きな音になった。

「えっ?どうしてみんな、ため息をつくの?

鈴世まで・・・」

「お姉ちゃん、自分の胸に手を当てて考えてみて。

それでもわからないっていうならば
お姉ちゃん、鈍感にもほどがあるよ。」

「!?」





作者談

言葉って大事ですよね?

軽々しく『好き』って言わなくていいけれど
やっぱりたまには言わなきゃ。

話は続きます。
[2015/06/24 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLIV ( 江藤一家 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




フワ~

これでもかって言うくらい大きな口を開けた僕に
「そんなに幸太君のおうちでのお泊り、楽しかったの?」
ってお姉ちゃんが聞いてきた・・・

ちょっとお節介だったかもしれないけれど
僕なりに大収穫だったよ、お姉ちゃん。

「満足できたかな?」

「???」

大きなクエスチョンマークを頭の中に抱くお姉ちゃん、
安心顔のお母さん、
ちょっと複雑そうな顔のお父さん

家族それぞれが色々な表情を見せる中
僕は夕飯後の一家団らんの時を待った。

いや、待つつもりだったんだよ。

だけど・・・

「お父さん・・・」

お姉ちゃんが夕飯前に口火を切った。

「・・・」

「やっぱり誕生日の日の夜、真壁君のおうちに泊まりたいです。

でも、黙って泊まるのも嫌だし、嘘をつくのも嫌。

喜んで送り出してほしいとは言わないから
でも許してほしい・・・」

「・・・

ワシの質問の答えは出たのかい?」

「・・・」

あ~あ、これじゃあ僕も今言わなきゃならなくなったじゃない。





作者談

鈴世の活躍はあるのかな?

収穫は役に立つのかな?

話は続きます。
[2015/06/23 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLIII ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「じゃあ、いつ結婚するの???」

「!?」

思わず核心を突くような質問をしてしまったかもしれない。

そしてそれは決して触れてはいけないことだったのかもしれない。

でも、お姉ちゃんの気持ちを考えると・・・

「・・・」

「ねえ!!!」

フ~ッ

お兄ちゃんはこれでもかっていうくらいの大きなため息をついた

「江藤に聞いて来いとでも言われたのか?」

「そもそもお姉ちゃんは僕が今日お兄ちゃんちに泊まるなんて知らない!!!」

「じゃあ、江藤の知っている答えしかできない。

『いつか』だよ。」

「『いつか』って便利な言葉だよね?

100年先でも1,000年先でも『いつか』なんだから。

でも、いくら永遠の命のある魔界人だからって
そんな先の見えない未来を約束させるの?」

「答えは江藤自身には言うが、鈴世、お前には先には言えない。

アイツだって自分より弟の方が先に知ったなんて嬉しくないだろうが!!!」

「でも!!!」

「な、鈴世、お前だってあの彼女の気持ちを他の人から聞いても嬉しくないだろ?

あの彼女自身から聞くからこそ重みがあるんだろ?」

「・・・」

「違うか?」

「・・・・・

わかった・・・」



「少なくともそんなに先の・・・」

「えっ?何か言った?」

「何でもないよ」

「え~、聞きた~い!!!」

「もう忘れた!!!」

8歳の時の俊君みたいに
その晩は色んな話をしながら
夜更かしをしてしまった・・・





作者談

鈴世の納得のいく答えはもらえなかったですね。

でも、本人以外から聞いてもね。

さあ鈴世はどう動くのでしょう?

話は続きます。
[2015/06/22 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLII ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




少しずつではあるが真壁のお兄ちゃんが口を開いてくれた。

「少なくとも中学校の時は変わったヤツと言う印象しかないな・・・」

「それは好きとかとは違うよね?」

「・・・

女は面倒くさい、うるさいヤツだと言う印象しかなかったからな」

「・・・」

「魔界人として生まれ変わって
俺に記憶があるのは4歳からだ。

その時は昔会ったことのあるお姉ちゃんだったんだ」

「えっ?会ったことあるの?」

「ああ、アイツが過去に来たことがあるんだろ?たぶん。

その時に遊んでもらったお姉ちゃんだったんだ。」

「お姉ちゃんが過去の扉にね・・・」

「で、次の8歳の時は鈴世の怖いお姉ちゃん・・・」

「まだお姉ちゃんじゃあ好きって言う感情ではないよね?」

「次の12歳の時・・・」

「・・・」

「・・・・・」

「12歳になった時はどうだったの?

好きだったの?」

「俺の記憶には江藤はまだ無かったんだ。

だけど、単なるお姉ちゃんでもなかったな。」

「それって好きってことだよね?

やっぱりずっと傍にいてくれたから?」

「まあ他の女とは違ったな。

で、16歳に戻った時は誰かわからなかった女、それが江藤だったってことだ。」

「???」

「まあそんな感じさ。

いつからと聞かれても俺だってわからないんだよ。」

「じゃあ、いつ結婚するの???」

「!?」





作者談

私のイメージとしてこの頃の俊の感情としてはこんなんだと思っています。

蘭世の誕生日のあの一晩が
切羽詰って初めて自分の気持ちに向き合ったと言うか・・・

話は続きます。


[2015/06/21 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XLI ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「俺にだっていつからなのかなんてわからないんだよ。」

「一目惚れってこと?」

「たぶん違うなあ・・・」

「じゃあ、なんかあるでしょ?

こんなことがあったからとか
こうしてもらったからとか・・・」

「してもらったことなんて大量にあり過ぎるだろ?」

「僕はなるみちゃんのことは一目惚れだよ?

でもどんどん好きになったのは
色んなことがあったからだよ?

お兄ちゃんもなんかあるんじゃないの?」

「中学校の頃は少なくとも違うな。

女なんて面倒くさい、うるさい存在でしかなかったから・・・」

「じゃあ生まれ変わってからってこと?」

「・・・」

「・・・」

「・・・・・」

「またダンマリなの?」

「・・・・・・・」

「ねえ!お兄ちゃんってば!!!」

「本当にアイツには黙っておいてくれるのか?」

「うん!」

「一生だぞ?」

「うんっ!!!」

やっと真相が聞けそうだとルンルンしている僕に
お兄ちゃんは不安そうな視線を向けながら
閉じかけていた重い口を開こうとしてくれた。





作者談

こう書いておいてなんですが、
鈴世って容赦ない・・・

私個人的にはいつから好きだったって明確に言えることって
あまりないと思うんですよね?

私自身主人のことをいつから好きだったと聞かれても・・・
(問題発言?)

話は続きます。
[2015/06/20 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XL ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「・・・」

「ねえ!!!お兄ちゃん!!!」

「・・・」

「聞いてるの!?」

急に真壁のお兄ちゃんは真剣な顔になった。

「中学生の頃はたぶん結婚なんて考えていなかったと思う・・・」

「じゃあいつから好きなの?

いつから結婚しようって思ったの?

と言うよりお姉ちゃんと結婚したいと思ってる?」

僕はお姉ちゃんが聞きたいであろうことを
次から次へとまくし立てるように聞いていった。

「・・・」

「ねえってば!!!」

「・・・」

「どうして黙るの?

僕相手じゃあ答えられないの?」

「鈴世相手だから答えられないわけじゃない。」

「昔の俊君はもっと素直だったよ。」

「生まれ変わって8歳の時の俺か?

8歳で素直じゃない奴を逆に探したい」

「じゃあ気分だけでも8歳に戻ってさ。

僕の質問に答えてよ。」

「・・・」

「・・・」

しばらく沈黙が続いた。

この沈黙に耐え切れなくなって
何か言葉にしようとした途端
再び真剣な顔になった真壁のお兄ちゃんが口を開いた。

「答えられないのは
正答がわからないからだよ。」

「???」

「俺が答えられることは答える。

ただし、アイツには内緒にしとけよ。」

やっと重い口が開いたと思ったんだ、この時は。





作者談

俊っていつから好きだったとは
あの蘭世の誕生日の一夜まで
正解がわからなかったんだと思います。

ある意味あの時は切羽詰って正解を導き出したと言うか・・・

話は続きます。
[2015/06/19 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXIX ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「お姉ちゃんのこと、どう想っているの?」

「ほぉ~直球できたか・・・」

「茶化してほしいわけではないよ。

本当にどう想っているの?」

「アイツに聞いてきてほしいとでも言われたのか?」

「そんなこと、お姉ちゃんは一言も言わない。」

「だろうな。

じゃあ鈴世にも言えないな。」

「でも、お姉ちゃんはお兄ちゃんの気持ちがわからないって言ってたよ。

お姉ちゃんにも言ってないってことでしょ?」

「それはアイツが鈍感なだけだろ?」

「ってことはお兄ちゃんも好きってことだよね?

じゃあ結婚するの?」

「!!!」

「するの?しないの?」

「あのなぁ、そんな簡単に答えられるものじゃないだろうが!!!」

「どうして?

僕はなるみちゃんのことが好きだし、
大きくなったら結婚したいよ。

そういうものじゃないの?」

「ガキにはわからねぇよ。」

「じゃあ中学校の時とかだったら結婚したいって思ってた?」

「!!!」

一つ質問をすれば後は流れる水のごとく
次から次へと僕は質問をした。







作者談

俊も鈴世にならいつもよりは素直に答えそうで・・・

さあどう答えていくのでしょう?

話は続きます。
[2015/06/18 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXVIII ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



「ちゃんと親父さんたちには言ってきたか?」

「うん、真壁のお兄ちゃんによろしくだって。」

「アイツは?」

「まだ帰ってきていなかったうちにお父さんたちには話をしたんだけど
ちょうど入れ違いに帰ってきちゃって
友達の家に泊まるって言って飛び出してきちゃった。」

「友達ってあの女の子か?」

「違うよ。男の子の友達。」

「ふ~ん。

で、なんで飛び出してきたんだ?」

「ちょっとお姉ちゃんを泣かせちゃって・・・」

「アイツが泣くなんていつものことだろ?」

「・・・」

「飛び出して来たら余計に不信に思ったんじゃないのか?」

「泣かせた理由はお兄ちゃんにもあるんだもん!!!」

「はっ?俺?」

「今日はそのことで泊まりに来たんだから!!!」

「おっ、冷静沈着な鈴世にしては珍しく熱いな。」

「話をそらさないで!!!」

「じゃあ、聞こうか」

「えっ?」

「何か俺に言うことがあるんだろ?

目的を終わらずに帰るつもりか?

俺はいいけどさ。」

やっぱり何を言われるかわかってんだ・・・

ならっ!!!





作者談

蘭世は確かに泣き虫だけれど
原作では俊が全く絡まないことで
泣くことって無いですよね?

あっ、ゆりえと克の恋路であったか・・・

基本的には蘭世って強いと思うんですよ。

ただ、恋する乙女は強くも弱くもどちらにも転がりますから・・・

俊もそこのところに気づけばいいんだけど・・・

話は続きます。
[2015/06/17 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXVII ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



お父さんとお母さんには真壁のお兄ちゃんところに泊まるけれど
お姉ちゃんには内緒にしておいてと言って、
お姉ちゃんが帰ってくる前に家を出ようとドアを開けた途端
今日2度目のドンッという音がした。

「アイタタ・・・」

「お姉ちゃん?」

「あらっ?鈴世。こんな時間にどこに行くの?」

「今日は幸太の家に泊まるんだ。

お姉ちゃんこそ早いんじゃないの?」

「今日は仕事が順調に終わったから・・・

なるみちゃんとこじゃなくて幸太君の家に?」

「僕はまだ女の子の家には泊まらないよ!!!」

(あっヤバ!!!)

思った時は遅かった。

今のお姉ちゃんには今のセリフは禁句だったかもしれない・・・

お姉ちゃんの大きな目が小さくなって
涙があふれ出そうになっているのを横目に
「行ってきま~す」
と逃げるように家を出た。

(ごめん。お姉ちゃん。今度の涙は違う種類の涙にしてみせるから)



ピンポ~ン

「おっ、さすが優等生。時間通りだな。」

「お兄ちゃんたちと違うもの。

遅刻は厳禁!!!」

「耳が痛いなあ。

俺もジムやバイトには遅刻してないぞ!!!」

「ハハハ」

「まあ、こんなとこでいつまでもいても仕方ないから入れよ。」

「うん・・・」





作者談

鈴世はキューピットか嵐か・・・

話は続きます。




[2015/06/16 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXVI ( 俊 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



「はぁ~・・・」

「鈴世君、どうしたの?」

無意識にため息をついてしまったら
なるみちゃんが心配してきた。

(まずいまずい・・・)

「お姉ちゃんのことでね。

なるみちゃんが心配することではないよ。」

「そう?ならいいけど・・・

鈴世君、一人で抱え込むから・・・」

「今回は大丈夫だよ。」

(僕がひと肌脱ぐからね)


学校からの帰り道、ジムの前を通ってみた。

僕にはボクシングは無理だけれど
みんなが頑張っている感じがするから
僕はこの場所が好きだった。

でもパッと見る限り真壁のお兄ちゃんの姿はなかった。

諦めて後日にしようと振り向いて動こうとした途端
ドンッ!!!
何かにぶつかった。

「姉弟揃って前を見ないんだなぁ」

「真壁のお兄ちゃん!!!」

「前を見て歩けよ、危ないから。」

「ごめんなさい。」

「で、俺に何か用事だったんだろう?」

「・・・」

「ここじゃ話しにくいことか?」

「うん・・・」

「3時間ほどしたらトレーニングが終わるから
俺のアパートに来るか?」

「うん!!!」

「親父さんたちに言って来いよ。

ただし、アイツには内緒にな。」

「えっ?お姉ちゃんには内緒?」

「江藤には知られたくないんだろ?」

(あっ、ひょっとして僕の言おうとしていることをわかってる?)

「そうだね。ついてきそうだもんね。

お姉ちゃんには幸太の家にでも泊まることにしようかな?」

「じゃあ7時に俺のアパートに来いよ。」

「うん!!!わかった。」





作者談

俊は鈴世に何を言われるかはわかっていたようです。
(ダークにもさんざん言われていますからね。)

話は続きます。



[2015/06/15 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXV ( 蘭世 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




誕生日に真壁君に手料理を振る舞ってもらうこと、
そして外泊しようと思っていること、
だからお父さんとお母さんに許可をもらおうと思ったら、
お母さんは大丈夫と言ってくれたのに
お父さんには認めてもらえなかったこと

かいつまんで鈴世に話をした。

「お姉ちゃんは真壁のお兄ちゃんのことをどう想っているの?」

「またそれ?」

「本当のところ、どう想っているの?」

「好きよ。」

「好きなのは誰が見てもわかるよ。

そうじゃなくてもっと細かいところは?」

「???」

「結婚するの?」

「もちろん結婚したいよ。

当たり前じゃない。」

「したいじゃなくて、するの?って僕は聞いてるの。」

「そんなこと言われたって結婚は一人では決められないもの・・・」

「結婚が一人でできないことくらい幼稚園児にだってわかってるよ。

でも結婚したいしたくないのレベルじゃなくて
するのしないののレベルで聞きたいんだよ。

じゃあ質問を変えるね。

真壁のお兄ちゃんはお姉ちゃんとのことどう想っているの?」

「今度はそっち?」

「どう想っているってお姉ちゃんは思っているの?」

「・・・」

「聞いたことはないの?」

「ない(涙)」

「真壁のお兄ちゃんが自分から言うとは思えないけれど
言ってくれないならどうして聞かないの?

知りたくないの?」

「だって・・・」

「お父さんが反対する気持ちがわかるような気がする・・・

僕も今のお姉ちゃんだったら外泊するの反対かな?」

「えっ???」

鈴世に後押ししてもらうつもりで相談したのに
思いもよらない返答をもらってしまった・・・






作者談

さあ、蘭世はどうするでしょう?

俊にカルロが後押ししたように
蘭世には家族の後押しのつもりだったんですが・・・

話は続きます。
[2015/06/14 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXIV ( 蘭世 & 鈴世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




お母さんは大丈夫だと言っていたから
すっかり気を抜いて
それでもとりあえず言っておかなきゃって言いに行ったつもりが
思いもよらぬ反対に遭い
私はトボトボと部屋に戻った。

(どうしよう?)

(真壁君の気持ちなんてわからない・・・

言ってくれたこと、無いもの・・・)

(黙って泊まっちゃおうかな?)

(泊まったらダメとは言ったけれどアパートに行ってはダメって言われないもん!!!

お母さんの許可はもらったし、行っちゃおうかな?)

頭の中をこれでもかってくらいグルグルはてなマークが回っていたけれど
正解は出せなかった。

と、
トントン

ドアがノックされた。

「お姉ちゃん?」

「鈴世?開いてるわよ。」

「遅くにごめんね。」

「どうしたの?早く寝ないと明日学校に遅れるわよ。」

「大丈夫。

お姉ちゃんと違って遅れることはないから。」

「一言多いけど・・・

で、用事は何?」

「もうすぐお姉ちゃんの誕生日だよね?

もしろん真壁のお兄ちゃんとデートするんでしょ?」

「ええ、そうよ。」

「泊まってくるの?」

「!?」

「どうしてそんなに驚くの?」

「今まで一度も外泊なんてしたことがないじゃない・・・」

「それは今までは高校生だったからでしょ?

もう卒業したんだし、結婚するんでしょ?」

頭の回転の早い鈴世に意見を聞いてみるのもいいかもしれない

と8歳も年下の弟に話をすることにした・・・






作者談

恋の相談は第三者に聞くのも一つの手ってことで。

でも実年齢は蘭世と鈴世はかなり離れてますよね?

それでも鈴世になら恋の相談ができちゃいそうで・・・

話は続きます。
[2015/06/13 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
I'm Looking Forward to Seeing You Again スピンオフ ④ ( 彬 & 蒼子 )
※(要注意!!!)
「I'm Looking Forward to Seeing You Again」シリーズのスピンオフの扱いです。

「I'm Looking Forward to Seeing You Again」シリーズ自体が
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。



「俺も今まで言わなかったけれど
何となくこうなることがわかってたような気がしていたんだ。

特に白虎の本来の能力を取り戻してからな。」

「彬も???」

「蒼子を初めて見た時に
叔父貴に『ミイラ取りがミイラになるな』って忠告を受けたんだ。

その時も何となくわかるって気がしてたんだが・・・

白虎の隠れ屋に行った後、
俺は蒼子に逢う運命だったんだって思ったんだ。

蒼子が鬼門一族と一緒に眠りにつくと言った時は
また同じ道を歩んでしまうのかって自問自答している自分がいた。

なぜかはわからないがな。」

「あきら・・・」

「だから蒼子と一緒になれることがわかった時は
今まで感じたことが無いくらい嬉しかったよ。」

「彬、私もうれしい。」

「蒼子・・・」

1000年の時を経て約束を果たした白虎、
約束を信じていた蒼龍、
新しい日が始まる・・・





作者談

超~ウルトラ長文シリーズになってしまいました。

1000年前も白虎と蒼龍は恋愛感情があったのではないかと思ったのが
このシリーズの始まり。

鬼無里の本家の祠の下の白虎は
蒼龍の首を大事にかかえているように見えて・・・

少なくとも敵同士には見えなかったです。

このシリーズは終了です。
[2015/06/12 17:00] | 蒼の封印 (原作より後の時期) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXIII ( 蘭世 & 望里 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「蘭世は俊君のこと、どう想っているんだい?」

「えっ???」

私の気持ちなんてわざわざ聞かなくたって
鈴世ですらわかってるわよ。

お父さんだってまだ真壁君が人間だと思っていた時から
私の気持ちは知っていたじゃない。

人間と魔界人だから応援はできないけれどって感じだったじゃない。

何で今さら???

「好きよ、決まってるじゃない。」

「そうだね、一目ぼれだからね。

じゃあ俊君は蘭世のことをどう想っているんだい?」

「えっ?????」

「お父さんたちも蘭世の気持ちを知っている。

でも俊君は蘭世のことをどう想っているんだい?」

「・・・」

「蘭世は自分のことをどう想っているのかわからない男の人の家に泊まるのかい?」

「・・・」

「男の人の家に泊まる意味がわからないわけでもないだろう?」

「はい・・・」

「相手の人の気持ちがわからないのに
異性の家に泊まることはお父さんは賛成できないな。」

「!!!」

思いもよらない返答をもらい、それ以上は口を挟むことができずに
書斎を後にした・・・






作者談

望里は決して蘭世の外泊を嫌がっているわけではないんですよ。

ただちょっと蘭世に立ち止まって考えてほしかったと言うか。

第一俊の気持ちがわからないのは当の蘭世だけだしね。

話は続きます。
[2015/06/12 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
I'm Looking Forward to Seeing You Again スピンオフ ③ ( 彬 & 蒼子 )
※(要注意!!!)
「I'm Looking Forward to Seeing You Again」シリーズのスピンオフの扱いです。

「I'm Looking Forward to Seeing You Again」シリーズ自体が
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。



「ねえ、彬?」

結婚式を終え、疲れを癒そうと
ホテルのスィートルームに入って
しばらくしてから蒼子は口を開いた。

「うん???」

「結婚式、ありがとう。」

「わざわざ礼を言われる筋合いはない。

俺も蒼子と結婚したかったし、
蒼子のドレス姿も綺麗だったよ。

蒼子が礼を言うならば俺こそ礼を言わないと」

「???」

「蒼子は諦めたものがたくさんあるだろ?」

「あのね、ずっと言いたかったことがあるの」

「うん???」

「私は羅睺のクローンじゃない。

と言っても羅睺が何を感じていたかとか
私の前に再生された羅睺も何を感じていたかとかは
記憶に無いんだけれど・・・」

「そうだろうな。

記憶があったとしてもそれは高雄が操作した記憶だろ?」

「たぶん。

蒼魂を生み出す能力とか
計都との記憶とか
そういうのはたぶん高雄の操作だと思う。

でもね、なんとなく私彬とこうなるのはわかっていたような気がするの。

なんだろう?

心の奥底でそうなるだろうってわかっていた私がいる。」

「・・・」

「変なこと言ってる?」

「いや、そうじゃなくて・・・」






作者談

クローンってどんな状況なんでしょうね?

DNA上は全く一緒だけれど
記憶や感情は一からなのでしょうか?

よくわからない・・・

話は続きます。
[2015/06/11 17:00] | 蒼の封印 (原作より後の時期) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXII ( 蘭世 & 望里 & 椎羅 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「蘭世、お父さんには話をしたから・・・」

「お母さん、お父さんはなんて?」

「大丈夫よ。」

「でも・・・」

「お母さんが大丈夫って言うんだから大丈夫。

お父さんのことはあなたよりもず~っとわかってますから。」

「・・・」




そうは言ってもお父さんに直接言わずに外泊するのはどうしても気がひけた・・・

夜遅く書斎をノックした。

「蘭世か?」

まるで来るのがわかっていたかのように
お父さんから返事があった。

「お父さん・・・」

「どうしたんだい?こんな夜遅くに・・・

ダメだよ。早く寝ないと。」

「うん・・・」

「ホラッ」

ドアの前で背中を押されてしまっていたが、
このままではいつまでも言えないと
清水の舞台から飛び降りるがごとく
振り返った。

「お父さん、今度私の誕生日があります。

真壁君は手料理を振る舞ってくれるの。

その日、真壁君のおうちに泊まってもいいですか?」

言っちゃった!!!

でも、もう戻れない。

「・・・」

「・・・」

どれくらいの時間が経っただろう。

たった1分程度だったのかもしれない。

でも私にとってとてつもない時間が経ったような気がしていた。

それでもいいとも悪いとも返事をもらえない。

それどころかお父さんは一言も発してくれていない。

沈黙に耐え切れず、口を開こうとした瞬間だった。

「蘭世は俊君のこと、どう想っているんだい?」

「えっ???」

私の気持ちなんてわかりきっているだろうに
思いがけない質問が出てきた。






作者談

外泊の許可をもらおうとする2回目バージョンです。

話は続きます。

[2015/06/11 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
I'm Looking Forward to Seeing You Again スピンオフ ② ( 西家 & 東家 )
※(要注意!!!)
原作より随分前の時期の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。


「I'm Looking Forward to Seeing You Again」シリーズのスピンオフの扱いです。



明から白虎の座を譲り受け
まずとりかかったのが今回の話を文書に残すこと。

次に鬼門が復活するのがいつかわからないが
きっといつかは復活する。

高雄が最後まで見つからなかったのも気になるし・・・

ということで文書に書き始めたのだが・・・

「昴?」

「照兄さんか、なんだ?」

「文書に残し始めたと聞いたんだが・・・」

「そうだ。後世のためにな。」

「まさかと思うが西家が鬼門の一族だったことも残すのか?」

「事実だからなあ」

「いつこの文書が必要になるかわからないが
我らがいなくなったような
ずいぶんと後の時代だったら
今回のようにまた混乱するんじゃないか?」

「・・・」

「これからも西家は人間と与していくだろう?

そして鬼門の復活の阻止のために繁栄をしていく・・・

我らも知らないような時代になって
鬼門の一族だったと言われても混乱するだけで
鬼門を破滅には追いやれないぞ。」

「2種類の文書を作るか。」

「そうだな。」

「1種類は二度とひも解くことなければいいがな。」

「そうだな。」

2種類の文書を作ることにし、
1種類は主役だった明と一緒に保管することにした。

もう1種類は鬼門を滅ぼす必要があることのみを記載することにした。

そちらの文書だけが永遠に日の目を見ればいいがな。





作者談

西園寺文書は1番の当事者の明ではなく
昴に記載するように考えました。

そうでないと表向きの西園寺文書と
事実が記載されている西園寺文書の
2パターンがある理由が出てこなくて・・・

この時代のスピンオフは終了です。

ちょっと蒼子と彬の時代に絡んだスピンオフをアップします。

[2015/06/10 17:00] | 蒼の封印 (原作より前の時期) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXXI ( 望里 & 椎羅 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「ねえ、あなた・・・」

蘭世が言いたいセリフを聞きたくなくて
思わず飛び出してしまってから約1時間

とりあえず家に帰宅したワシを待っていたのは
愛しの妻だった。

「椎羅・・・」

「あなたのね、気持ちがわからないわけでないのよ。

でも、蘭世の気持ちも・・・」

「・・・」

「あの俊君だもの、蘭世も最高に幸せな女性になるわよ。」

「ワシが愛娘の気持ちをわからないと思うか?

俊君の蘭世に対する気持ちもわかっているさ。

昔はともかく今はとても大事にしてくれている・・・」

「蘭世、本人はわかっていないみたいですけどね。」

「でもな・・・」

「蘭世に任せましょう。

俊君なら大丈夫よ。」

「そうだな。

ワシらの娘を誇りに思おうか!!!」

「フフッ」

「ハハッ」






作者談

花嫁の父親を少し想像しました。
(まだ花嫁になるかもわからない時期ですが・・・)

私の父は私をどう思って嫁がせたんだろう???

本人には恥ずかしくて聞けませんが、
たまに疑問に思います。

話は続きます。
[2015/06/10 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
I'm Looking Forward to Seeing You Again スピンオフ ① ( 西家 & 東家 )
※(要注意!!!)
原作より随分前の時期の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。


「I'm Looking Forward to Seeing You Again」シリーズのスピンオフの扱いです。



「明、体調はどうだ?」

「昴か、我はもう永くはないと思うよ。」

「ちょっと風邪をこじらせただけだろうが。

まだまだ大丈夫だろ」

「自分の身体は自分が1番わかってる。

白虎の座も昴に譲る。」

「結局、明は結婚しなかったからな。

やっぱり碧子か?」

「我、碧子と約束したんだ。

復活した時には1番に見つけるって。

そして違う答えを出すって。

結婚してたらそういうわけにもいかないだろ?」

「そうか・・・」

「我が昴を呼んだのはこれだけのためではない。

我が死んだら本家の屋敷で
我と碧子の頭蓋骨を一緒に
保管して欲しい。」

「明・・・」

「白虎が好きになった鬼とか言うと
後々の時代がややこしくなるかもしれないから
白虎が滅ぼした鬼の頭蓋骨と言うのでいいから。」

「・・・」

「女々しいと言われるかもしれない。

ただ、昴、お前だけはわかっておいて欲しい。

死んででも手元に置いておきたかったことを。」

「わかった・・・」

数日後明は息を引き取り、
我が白虎の座を引き継いだ。

そして白虎が鬼門を滅ぼした証拠に
明の遺体に碧子の頭蓋骨を持たせる形を取り、
本家の洞窟に隠した。

これを代々の白虎に語り継いでいかなくては。

まずは我の最初の仕事だな。





作者談

白虎が鬼の頭蓋骨と共に
鬼無里の祠の下に眠っていたのを見たときに
ただ単なる白虎と蒼龍の関係ではないと考えたことが
このシリーズの始まりでした。

スピンオフも少し続きます。
[2015/06/09 17:00] | 蒼の封印 (原作より前の時期) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXX ( 蘭世 & 望里 & 椎羅 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




「お父さん、お母さん。」

「あらっ?蘭世、まだ寝ていなかったの?」

「うん、ちょっと・・・」

「もうすぐ蘭世の誕生日ね。

俊君の電話もそうだったの?」

「うん。そのことなんだけど・・・」

「ワシ、ちょっと出かけてくる・・・」

「お父さん!!!」

言おうと思ったことがあったのに、
お父さんは出かけてしまった・・・

「蘭世、お母さんがお父さんに話をするわ。」

「えっ?私の言いたいことがわかったの?」

「何年あなたの母親をやってると思ってるのよ。

お父さんもあなたの気持ちがわからないわけではないのよ。

わかるからこそ今も外出してしまったんだわ。」

「お母さんの思っている通り
今度の誕生日は真壁君のアパートで手料理をごちそうになるの。

そのまま泊まってもいいかな?」

「蘭世、焦っているんじゃないよね?」

「真壁君が私をどう想ってくれているかはわからないけれど
私が真壁君を愛しているのには間違いないから。」

「とりあえずお父さんにはお母さんから話をするから。

もうちょっと待ってて。」

とりあえずお母さんは応援をしてくれているってわかった

お父さんは???





作者談

蘭世が外泊の許可を願うところです。
(とりあえず1回目)

話は続きます。
[2015/06/09 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
I'm Looking Forward to Seeing You Again XXXIX ( 西家 & 東家 )
※(要注意!!!)
原作より随分前の時期の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。



「明様!!!」

「明」

屋敷に戻るとたくさんの家臣たちに迎え入れられた。

そして照も・・・

「明、鬼の首を取ったと言うのは本当か?」

「ああ、これだ」

「・・・

死んでも神々しい美しさだな。」

「ああ」

「・・・」

「・・・」

「白虎としての役はお前が適役だったと言うことか・・・」

「・・・」

照の話を半分しか聞かず自室に戻った。

これ以上碧子の顔を皆に見せまわるのが嫌で
できる限りきれいに血を拭い取ってから
風呂敷に包み
自室に置いた。

やっと白虎としての役を終わった安堵感と
心の中の大切なものを失った空虚感を抱きつつ
眠りについた

碧子!!!今度復活した時は
約束通り我が探し出して見せる!!!
今度こそ違う未来を探し出そう!!!






作者談

一応本編はこれで終了です。
(超ウルトラ長文失礼しました。)

ただ、スピンオフのようなものを
数点アップします。

[2015/06/08 17:00] | 蒼の封印 (原作より前の時期) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXIX ( 蘭世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



真壁君から電話があった。

ジムからのようで
周りから何となくからかわれている感じは受け取った。

それでも誕生日にデートをしてくれると言ってくれた。

どこに行きたい?って聞かれた瞬間に
私は
「真壁君の手料理が食べたい!」
と言った。

別に手料理が食べたかったわけではない。

一度は食べてみたいとは思っているけれど
そこが重要ではない。

真壁君と二人きりでゆっくりと話をしたいって思ったから。

私のこと、どう思っているのか?

『いつか』って言うのはいつなのか?

こんなこと、実際に聞けるのかな?

そしてどんな答えをもらえるのだろう?

あっ

私は思いついたことがあって
お父さんとお母さんに話をしようと
リビングに降りて行った。





作者談

時期としては俊から誕生日の件で電話をもらった後ですね。

話は続きます。
[2015/06/08 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
I'm Looking Forward to Seeing You Again XXXVIII ( 西家 & 東家 )
※(要注意!!!)
原作より随分前の時期の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。



目の前にある碧子の首を見ても
あまり実感が沸かなかった・・・

屋敷にある置物と同じように
存在感があるような無いような・・・

ただ自分の心の中に大きな穴が開いたような気はした


「明!!!」

「ああ、昴か。

藍子はどうなった?」

「きっちり生気をもらったよ。

まだ子供だからな。

割と簡単だった。

・・・

それは・・・」

「見ての通り蒼龍の首だよ。」

「生気を吸い取るのは無理だったのか?」

「いや、途中までは吸い取っていたんだ。

最後まで吸い取ることもできたと思う

なんだろな?」

「そうか・・・」

「ところで高雄は?」

「途中でいなくなったよな。」

「鬼門の復活を諦めたのか?」

「それはないと思う。

だが、碧子も藍子もいない今
高雄一人ではすぐには復活できないだろう。

また気が長くなるような先の話だと思う。

だから今は追いかけることはしない。」

「そうだな。」

「なあ昴、この首を持って帰ってもいいだろうか?」

「?

そりゃ、明が取った首なんだから当たり前だろ?」

「いや、そうではなくて
ずっと保管していてもいいだろうか?」

「いいんじゃないか。

理由なんて何とでも後付けできる。」

「そうか・・・」





作者談

次が本編の最終話の予定です。

その後スピンオフみたいなのを書く予定です。
[2015/06/07 17:00] | 蒼の封印 (原作より前の時期) | コメント(0)
When Is the "Someday" ? XXVIII ( 蘭世 )
※(要注意!!!)
今回のシリーズに個人的なイメージが入ります。

オリジナルキャラも出てきます。
(今回は出ませんが、シリーズ内には出てきています。)

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



私は真壁君のお嫁さんになりたい

これはもっともっと前から思っていた。

最初の頃は小さな女の子が
「大きくなったらお嫁さんになりたい!!!」
って言っているのと同じような
夢のまた夢みたいな感じだったけれど
最近は少し現実的に真壁君と結婚したいと思っている。

私はね。

真壁君はどうなんだろう???

結婚するならば私とってくらいは思ってくれているかもしれないけれど
そもそも結婚したいと考えたことはあるんだろうか???

私と結婚するメリット・・・

なんだろう???

家事?

でも今でもできる限りはしているし
真壁君もそれ相応にはこなしている・・・

子供?

おっちょこちょいの私なんかの子供は要らないかも・・・

???

男性ってなんで結婚したいと思うんだろう???





作者談

またまたあらぬ方向に思考が向いちゃってます・・・

ふとどうしてこの人と結婚したいって思ったんだろうって
自分自身の私生活で思ってしまったので。

話は続きます。
[2015/06/07 10:00] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
いつまでも永遠に


プロフィール

poohfrozen

Author:poohfrozen
まず初めに二次小説のそれぞれの原作の出版社様、原作者様とは一切関係ございません。

私が個人的に読んでいる漫画の二次小説を少しずつ披露できればと思っています。
(恋愛ものがほとんどです。原作が恋愛ものでなくても恋愛部分のみをピックアップした二次小説になると思います。)

非常に下手だと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

実親が非常に厳しく、漫画を触らせてくれなかったため
少し漫画に触れたのが高校生、
漫画にまともに初めて向き合えたのが
大学で一人暮らしを始めてからなので
同世代の人たちと比べるとずいぶんと遅れ気味な感じです。

原作を私なりに読んでの私なりのイメージを壊さないような二次小説を書いていく予定です。

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