FC2ブログ
The Dilemma ( 俊 & 曜子 )
「はい、もしもし」

「よぉ~」

「何よ、俊、あなたこの時期って忙しいんじゃないの?

それとも今の世界チャンピオンは幼馴染に電話をする暇があるくらい
お暇なのかしら???」

(俊って探知機を張り巡らしてんじゃないかってくらい
ここぞってタイミングに電話を掛けてくるのよね・・・)

「別に、お前の皮肉を聞きたいわけじゃない・・・

お前、何か忘れていないか?」

「何のこと?

私は蘭世じゃないから忘れ物は無いわよ。」

「・・・」

「俊だって忙しいんだろうから、私の世話を焼くために電話してきたわけじゃないでしょ?

何の用なのよ。

用が無いなら電話、切るわよ。

蘭世と違って忙しいんだから。」

(神谷って普通の人間なのに
こういう時の勘は魔界人並みに鋭いんだよな・・・

しかたない、言うか・・・)

「結婚式の招待状、届いただろ?

お前だけだぞ、出欠のハガキが返ってきてないのは。」

「蘭世にでも聞いてほしいって言われたの?

俊って、日頃は他人に興味が無いのに
時々残酷になるよね。」

(特に蘭世が絡むと・・・)

「アイツは何も言わない。

だけどアイツはみんなに祝ってほしいはずなんだ・・・

俺と違って友達を大事にするからな。」

「あら、俊だって友達を大事にしてるじゃない・・・

私は忙しいのよ。

4月から保健室の先生になることも決まったし・・・」

「頼むよ、出席して欲しい。」

「・・・」

「本当に頼む。」

「ちょっと考えさせてほしい。」

神谷から確実な返答はもらえなかったが、
前向きに考えてくれている感じはした・・・

大丈夫な気がする。

確かに俺が神谷に頼みごとをするなんて
初めてのことだと思うが、
江藤のあの笑顔が見られるならば
俺のプライドなんていくらでも捨てる

だから、神谷、頼むから俺たちを祝ってくれ!!!





作者談

自分の好きな人が他の人と結婚するってどんな感じなんだろう???

そういう経験は無いですが、
好きな人が自分の友人とお付き合いした程度ならばあります。

やっぱり複雑ですよね?

私は曜子みたいな大人の対応はできないかも・・・


スポンサーサイト



[2015/03/30 19:36] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
My Dilemma ( 俊 )
結婚式まで後わずかとなった今日、
アイツがボソッと
「神谷さんだけが出欠のハガキを出してくれない・・・」
とぼやいた。

神谷の考える気持ちがわからなくはない。

結局俺も神谷をズバッとフルことはなかったし・・・
(と言うより神谷も真剣に俺に告白してきたことは無かったはず・・・)

俺と江藤が結婚する結婚式に
出席するのは嫌なんだろう。


こういう場合、俺から出席しろって言うのか?

でも江藤は出席してほしいみたいだし・・・

そもそも江藤も結婚式をぶち壊しにでもされたらどうするつもりだ?
(まあ万が一そうなるとしてもなる前に俺の能力でどうにかするんだろうが・・・)


江藤の気持ちは分からなくはない。

皆に祝福してほしいんだろう。

ただ神谷が素直に祝福できると思っているのか?

俺が神谷みたいな立場だったら
俺はできないぞ。


かと言って江藤から出席してほしいとは
アイツも言いにくいんだろう。


仕方がない、俺から言ってみるかと
重い腰を上げて
ジムの公衆電話に向かった。





作者談

曜子が最終的に結婚式に来ることに決めたのは
俊が何かしら動いたのかなと想像して。

よくよく考えたら俊って曜子をフッてないんですよね?

問題外とかは言っていますが・・・

曜子もきちんとした告白をしていないと言うか・・・

幼馴染ってこんな感じなのかな?

話は続きます。
[2015/03/27 11:33] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
The Identity ( 流水 & 流風 )
私たちは一卵性双生児として産まれた。

友達とかがよくどっちがどっちかを間違えるくらい
私たちはよく似ているみたい。

そして私たちはたまに二人で一人だと思うことがある。

相手に何かあった時は
誰よりも自分がわかったし・・・

相手が感じること、考えること、
全てが自分が感じ、考えたかのように
手に取るようにわかっていた。

それぞれ別々の人間だと言うことを
疑問に思うことも多かった。

けれどそれぞれが一人の人間として
扱ってほしいと思ったこともあった。

ただそれがこんな状況で起こるとは思っていなかったけれど!!!






作者談

私の下の子どもの同級生にも
何組か双子がいて
そのうち何組かは一卵性双生児です。

近所にもいますが、
いまだにどちらがどちらか恥ずかしながら私にはわかりません。

もちろんそれぞれに個性があって
一人一人なんですけどね。

ちょっとご本人たちはどう感じているんだろうって思って。

[2015/03/27 11:19] | 海の闇 月の影 (原作より前の時期) | コメント(0)
My Dilemma ( 曜子 )
二人から結婚式の招待状が来た・・・

わかってた。

いつかはあの二人は結婚するって。

ましてや俊は今やボクシングの世界チャンピオンだもん。

それも蘭世のために頑張ったって
敏感な私ならわかったわよ。


いまだに封筒に入ったままの
出欠の連絡ハガキ、
投函しなければならないのは百も承知だけれど
「欠席」じゃまずいよね・・・


蘭世が嫌いなわけではない。

私以外に俊と結婚するんだったら
蘭世以外は絶対に認めない。

だけれど、俊と結婚するのは
私じゃなきゃ嫌なのよ。

小さな頃からずっと欲しかったもの、
それは俊の気持ち。

組長の一人娘として
欲しいと思えば何でも手に入れてきた。

成績だってオール5だったし
美貌だってスタイルだって
並み以上の物を持っていると思っている。

でも小さな頃から、それこそ蘭世に出会うより前から
俊の気持ちは私には向いていなかった。


それは痛感していた・・・

でも見ざる、聞かざる、言わざるのように
何も見えないふり、聞かないふり、口に出さないふりを
ずっとしてきた。


だから、二人の結婚式に出席しないでおけば
お得意の「見ざる」が出てくると思って・・・

ヨシッ!!!欠席で提出しよう!!!って
思い立った途端に
「曜子~電話だよ」
ってパパに呼ばれた。





作者談

蘭世と俊の結婚式の少し前の曜子です。

曜子は二人が結婚してからの方が好きです。

俊が結婚して吹っ切れたのか、
年齢的にも精神的にも大人になったからなのか
色んな意味でいいキャラクターだと思います。

話は続きます。
[2015/03/26 11:30] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
Spring Storm Ⅲ ( 俊 & 蘭世 )
私は何も考えずに飛び出していた・・・

真壁君は本人の思いとは裏腹に
有名人になってしまって
私なんかよりもっと綺麗な釣り合った女性とデートしたいんだろうなぁって
一瞬でも思ってしまったら
もう足は止まらなかった・・・

しかも真壁君の足音は聞こえなかった(涙)

追いかけてもくれなければ
何か声をかけてくれるわけでもないんだ・・・

真壁君は私の気持ちを知っているはずなのに
私は真壁君の考えを想像するしかないから・・・

そして真壁君は私の存在が迷惑になっているんだって想像できる(涙)

結婚、辞めた方がいいのかな???



一瞬、何が起こったかわからなかった。

アイツの思いをいつもの通り読んでしまって
思わず出てきたセリフ。

ただ単にアイツを好奇な目から守りたかっただけなんだが・・・

アイツには俺と違って
人の気持ちを読む能力は無いのだから
俺も気を付けてやらなきゃいけないんだが、
アイツが喜びそうなセリフは俺には言えない・・・

アイツがデートをまともにしたことがないって嘆いていたことも知っているが、
以前はそんな時間もお金も無かったし、
今はお金はそこそこ稼ぐようにはなったが、
俺自身が有名になりすぎて
デートができるような状況ではなくなってきた

結婚さえすればって思っていたんだけどなぁ・・・

とりあえずすっかり姿すら見えなくなったアイツを探さなくては



「おい、相変わらず逃げ足だけははえ~んだな」

「真壁君・・・」

「俺の話を聞いてからそれでも逃げたいと思ってから逃げてくれ」

「・・・だって、真壁君、私と一緒にいるのが嫌なんでしょ?」
(デートも誘ってくれないし、誘ったら断られたし・・・)

「一言もそんなこと言ってないし、思ったこともない」

「真壁君がどう思っているなんて、私にはわからないもん!!!

それに迷惑だって言われたこともあるもん!!!」

「いつの話をぶり返しているんだよ!!!

俺の性格をいい加減にわかれ!!!

俺はお前が必要だって何回言わせる気だ!!!

「・・・」

「今回だってお前と花見がしたくないわけではない。

だけどな、ゴシップ記事のネタにもなりたくないんだ。

お前を巻き込まないとも限らないだろうが・・・」

「真壁君・・・」

「どっか、人があまりいなくて
いい花見スポットを見つけてくれ。」

「うん(笑)

みんなも呼ばなきゃね」

「日野だけは勘弁してもらいたい・・・」

「何言ってんの!!!一番仲がいいくせに!!!」

「いや、向こうが勝手に俺にまとわりつくだけで・・・」
(って、もう聞いてないし!!!仕方ないか。)





作者談

蘭世が俊の気持ちを読まずともわかるようになるには
まだまだ修行が足りませんよね・・・

まあこの先の時間は永久なんだからとは思いますが・・・

ちなみにこの後無事にお花見パーティーが開かれて
やっぱり日野君に俊はからかわれたと言うことで・・・
(独身最後のからかい???)
[2015/03/25 10:43] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
Spring Storm Ⅱ ( 俊 )
もうすぐ江藤と結婚する

アイツを数えきれないくらい傷つけ泣かしたし、
落ち着いてからもアイツは俺のはっきりしない態度にモヤモヤとしていたようだ・・・

それでもアイツの俺に対する気持ちはありがたいことに変わらなかったし、
俺自身もアイツしかいないのは嫌って言うほど痛感していたから
アイツにプロポーズをした。

アイツに受けてもらえたことはとても嬉しかったし
世界タイトルマッチにも万全を期して臨み
世界チャンピオンになることができた。

これもアイツの陰ながらの支えがあったからだとはわかっている。

ただ、俺は有名になってしまった…

俺自身は有名になりたかったわけではない。

初めはお袋を守りつつ食わせて行きたいからボクシングの世界チャンプを目指し、
今はアイツを守りつつ食わせて行きたくて目指し、無事に叶った。

でもアイツと一緒にデートでもしようものなら
ゴシップ記者の格好の餌食になってしまう・・・

俺自身が有名になるのは100歩譲って我慢するが
アイツはあくまでも一般人だし
何より結婚したら専業主婦になってもらうんだから
有名になってもらっては困る。

アイツに横恋慕するヤツが出てこない保証もない。

付きまとうやつも出てくるかもしれない・・・

だから外でのデートは極力避けていたんだが・・・

久々に結婚式の打ち合わせなどで会った時に
相変わらずの大声(?)の独り言(?)が・・・

(真壁君にお花見パーティーをしたいって言ったら迷惑かな?)

ああ、桜の季節がやって来るんだって思いながら、
お花見ってやっぱり人が多いよな…

だから思わず
「それは無理だ」
って声に出して答えてしまった・・・

すると
「あっ、ごめんなさい。」
という言葉と共にアイツは走り出してしまった・・・

(私とデートなんて有名人の真壁君には大迷惑に決まっているのに!!!)
って言う大きなお土産を残しながら・・・

まずい!!!と思った時にはアイツの背中は小さくなってしまっていた・・・




作者談

相変わらずの気持ちを読んでしまう俊と
真壁君の気持ちをきちんと理解できない蘭世。

特にマリッジブルーも加わったってことで。

まだ話は続きます。

[2015/03/24 20:18] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
Spring Storm ( 蘭世 )
私が彼にとって婚約者となり
もうすぐ奥さんとなる(キャッ)
そんな3月。

急激に暖かい日が続いて
天気予報でも桜の開花宣言が
あちらこちらの地域で発表されたと報道された。

今までも大々的なお花見パーティーはしていなかったけれど
ちょっと近所の桜を二人で見たりする程度はしてきたし、
だからなのか何となく今年もしたくってしたくって・・・

でも、真壁君はボクシングの現世界チャンピオン。

結婚する時にはそれくらいの肩書が無いとな
って・・・

もちろん真壁君の昔っからの夢だし
そのこと自体はすっごく嬉しいんだけど
婚約者ってもう少しデートとかできたりするものじゃないの?

そもそも私たち二人ってデートらしきデートはあまりしていない・・・(涙)

付き合ったのがいつからなのかも不明(涙)な私たちだけれど
二人とも人間になって真壁君の気持ちがわかったあの晩からと仮定して
しばらくは真壁君も学校とバイトとジムでこれでもかって忙しかったし・・・

高校は卒業してからもしばらくはバイトかジムかって感じだったし・・・

やっとファイトマネーでバイトが無くても生活ができるかなって感じになったら
今度は有名人になっちゃって・・・

だからかな、婚約者として周りからも認められたいって感じで
思わず花見パーティーをしたいって真壁君に言っちゃった・・・

それに対する真壁君の返答が
こんなに私の心を締め付けるなんて・・・






作者談

時期は結婚直前の3月末です。

桜の開花宣言がチラホラ聞こえてきたので・・・

話は続きます。


[2015/03/23 11:57] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
What I've Wanted to Tell You ( 俊 )
本当はきちんとした形でしたかったプロポーズだが
江藤のいつもの通りの思い込みで
どことなくドタバタ感が否めないプロポーズとなった。
(ある意味俺たちらしいか・・・)

それでもきちんとイエスの返事をもらい
親父さんをはじめとして江藤の家族からも了承が得られた。

その晩初めて江藤が俺のアパートに泊まることになって
いざって時にアイツが
「いつから私のこと好きだったの?」って。

いやいやそんなこっ恥ずかしい話を
スラッと言えていたら
お前だって今まで悩んでいないだろうが・・・

それなのにアイツはそれを答えてくれなきゃ嫌だと言う。

心の中では
(だって、そもそも私のこと好きって言ってくれたことが・・・)
って言う大声(?)が・・・

だから、それが言えるような俺に見えるかってんだ。

確かにアイツに告白してくるようなヤツはみんな
ストレートに感情を言ってくるようなヤツばっかだから
アイツが疑問に思うんだろうけど・・・

俺にしてみればあのプロポーズが精いっぱいだよ!!!

と言うより好きでもないヤツにプロポーズなんかするかってんだ!!!

やっぱり俺は感情を表現できずに
代わりと言っちゃなんだが、ず~っと言いたかったけれど言えなかった気持ちを乗せて
俺はアイツに口封じのキスをした・・・

お前を初めて見かけた時から
俺はお前のことが好きだったんだよ






作者談

時期はプロポーズの晩です。

「真壁俊の事情」には賛否両論があるようですが、
私は俊も一目惚れだと思っています。
(昔から)

ただ、本人の自覚が超~遅かっただけで・・・

俊が生まれ変わらなくても
冥王とかの事件が無くても
最終的には蘭世と結びついていたような気がしています。
(時間はかなりかかっていたかもしれませんが・・・)

「真壁俊の事情」を読んで感じたのは
俊が思う好きになったのは
蘭世が中学校の見学に来た日のようですが、
本当は椎羅のお腹にいる蘭世に
病院で会った時じゃないの?って感じです。

あくまでも私の考え(好み)ですが・・・
[2015/03/20 14:39] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(2)
One Word ( 俊 )
俺には「お父さん」と呼んだ記憶がない。

赤ん坊のころに人間界にお袋と共に追放されたらしいから
記憶がないと言うより恐らく声に出したことはないと思われる。

次に親父に会った時には
お袋のことも「お母さん」ではなく
「お袋」と呼んでいたし、
親父のことを面と向かって呼ぶのは恥ずかしかったが、
「親父」と呼んでいた。

ただし、本人に面と向かって呼んだのは
結局数えるほどだけだったが・・・

そんな俺ももうすぐ江藤と結婚する。

ここまでの道のりも山あり谷ありで
すったもんだあって
何とか落ち着けそうな感じになった。

これはもちろん江藤のとんでもない大きな愛情があってこそなのだろうが
それだけではない。

江藤のことをひどく傷つけ
いったんは人間にまでさせてしまった俺のことを
普通は罵倒しても無理はないと思うのだが、
表立ってまた裏側からも
支えてくれ信じてくれた江藤の家族。

プロポーズも自分のことのように喜んでくれた彼ら。

江藤と別れたころには想像できなかった
お袋とアロン以外にも新たに増えた家族と呼べる喜び。

人生初めて「おとうさん」と呼べる、
そんな環境。

全てに喜びと感謝を覚える。

お義父さん、俺にとって親父と違った、
父親としての背中をいつも見せてもらっています。
俺にも子供ができた時には
同じように父親として
背中を見せられるようになればいいと思いつつ・・・






作者談

大王様の父親としての姿も素晴らしいけれど
望里も一味違った父親像な気がして・・・

俊はどちらの姿も理想として追っているような気がします。

ちなみに時期としては蘭世との結婚直前と言うことで・・・


[2015/03/19 13:41] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
Her Unnecessary Worry ( 鈴世 )
僕のクラスに転校生がやってきた。

安西二葉と言ういわゆるアイドルだ。

確かにかわいいのかもしれない・・・

周りも大騒ぎをしている。

なるみが
(二葉ちゃんのことどう思っているの?)
って心の中で聞きたそうにしていたけれど
どうしてそんなこと思っちゃうんだろう?

僕たち婚約者同士なのに・・・

なるみは声に出して聞けなかったのか
代わりに姉貴におめでたがまだかを聞いてきたけれど
僕は聞こえちゃったよ・・・

そう言えば姉貴も昔はお義兄さんの気持ちがわからないって嘆いていたな・・・

おめでたの気配があるかどうかも気になるし、
一度姉貴にこういう時の女性の気持ちを聞いてみようかな?

なにせ僕からしてみれば
お義兄さんは昔っから姉貴しか目に入ってなかったからな!!!





作者談

時期は二葉が転入してきて
なるみが気になって仕方がなくて
帰り道で鈴世に聞こうとして聞けなかったあの日、
二人が別れてから鈴世が家にたどり着くその道すがらです。
(ずいぶんピンポイントですが・・・)

蘭世に女性の気持ちを聞く前に
鈴世は倒れちゃったって感じです。

鈴世ほど態度に出していれば
なるみも自信持てばいいのにね。
[2015/03/18 20:16] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
What I've Wanted to Know Ⅲ ( 蘭世 )
昨日私の21歳の誕生日だった。

私の無理を聞いてもらって
真壁君のアパートで
真壁君の手料理を食べて・・・

そしてドタバタ大騒ぎしながらも
プロポーズを受けちゃった(照)!!!

もちろん私の答えはイエス

迷いも何もなしで
ただ驚きだけで即答はできなかったけれど…

そしてその夜は真壁君のアパートで一夜を過ごすことになった。

もうこのタイミングを逃すと二度と聞くことはできない!!!って思って
思い立ったら吉日!!!で
ず~っと聞きたいことを聞いてみた・・・

「私のこと、いつから好きだったの?」って。

私は一目惚れだったから初めて会った日からだけれど
そしてそのことはたぶん真壁君も知っていたはずだけれど
真壁君はどうだったのか・・・

なのに真壁君って誤魔化そうってするんだよ???

教えてくれるまでヤダって言ったけれど
結局は誤魔化されちゃった・・・

真壁君は私のことなんでもわかっちゃうのに
私は何にもわからないなんてずるい!!!





作者談

「真壁俊の事情」のプロポーズの辺りですね・・・

俊は結局いつから好きだったのかきちんと答えていないですよね?

心の中で思ったって蘭世には読む能力は無いし・・・

「いつもときめいて」の頃には
蘭世も俊の気持ちをわかっているって言っていますが、
それはやはり長年の付き合いの副産物と言うことで・・・
[2015/03/17 13:29] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
The Surprising Party Ⅱ ( 男性方 )
「愛良、ちょっと頼まれてほしいんだが・・・」

「お父さんが頼みごとって珍しいね。
どうしたの?」

「3月14日なんだが、お母さんと一緒に買い物にでも行ってほしい・・・

その時にお義母さんとなるみさん、フィラとココ姫も一緒に連れて行ってほしい。

その後、みんなをお義父さんの家に連れてきてほしいんだ。」

「何を計画しているの?

ホワイトデーってこと?」

「(照)」

「わかったわ!!!その代り出資金をよろしく!!!」



とりあえず愛良からもバレンタインデーにはチョコレートをもらったが、
一番今回のパーティーには関係ないと言うことで
手伝ってもらうことにした・・・


「あなた?何か考え事している?」

(うわっ!!!)

「いや、別に何も・・・」

「口数は元々少ないけれど、それが更に減った時って何か真剣に考えていることが多いから・・・」

「いや、別にいつも通りだろ???」

「ならいいけど・・・」

(コイツってテレパシーの能力が無いくせに時たまドキッとすることを言いやがる・・・)



3月14日当日、俺はワイロ(?)を娘に渡して
女性陣全員とショッピングに出かけてもらった・・・
(どうやって誘ったんだ?今思えば凄い組み合わせなのに・・・)

で、男性陣一同でパーティーの準備を大慌てで行った・・・


準備ができたころ俺は愛良にテレパシーで来るように伝え
どう言いくるめたのかわからない我が娘が女性陣を連れてやってきた…


「Happy White Day !!!」

「えっ???」

「男性陣全員からの気持ちだよ。」

「わあ!!!ありがとう!!!」

女性陣は久々のリフレッシュと共に
俺たちが用意した料理や飲み物を堪能してくれたようだ。


卓がココ姫をお城に送って行くって言っていたら、
「私も魔界のおばあちゃんに会ってくる!!!」
と愛良も一緒についていったため
アロンとフィラに二人を頼み、いったん俺はアイツと帰宅の途についた。

「あなたの隠し事はこれだったのね?

ホワイトデーなんて忘れていると思っていたから、
これだとは思わなかったわ・・・」

「言いだしっぺは卓だよ。

パーティーをすることになったのはお義父さんとアロンの鶴の一声だけどな。」

「そう、卓もそんなこと考えるような年になったのね・・・」

「ほらっ」

「えっ?あなたのプレゼントはパーティーじゃないの?」

「あれはあれ、これは別」

「わぁ!!!ありがとう!!!」

(どうせ他の奴らもパーティーとは別にそれぞれプレゼントを用意したはずなんだから・・・)

来年も同じようにホワイトデーができればいいね?

「ああ」
(ゲッ、俺に来年覚えておけと。自信ないぞ・・・まっ、いいか)





作者談

俊からの蘭世への別のプレゼントはご想像にお任せすると言うことで。

結局みんなパーティーが好きなだけでホワイトデーパーティーを開いていますが、
きちんと本命には別のプレゼントをそれぞれ渡していると言うことで。

となると、この時は愛良だけ無し???

愛良が本命からもらえるのはもう少し先と言うことで・・・

ちなみに私の頭の中の設定は2004年のホワイトデーになるので
ちょうど日曜日でした。

では、Happy White Day !!!
[2015/03/14 13:35] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
The Surprising Party ( 男性方 )
「父さん、ちょっといい?」

「卓、どうした?」

卓がトレーニングルームに珍しく入ってきたと思ったら、
どうやら深刻な悩みがあるらしい・・・

「もうすぐホワイトデーだけど、母さんに何をしてあげるの?」

「・・・・・

お前ももうそんな色気づく年か・・・」

「(照)

いや、僕もいっぱいもらったから返さないと・・・」

「まあお前は誕生日とバレンタインデーが一緒だからなぁ。

ってかそんなこと聞くのは俺じゃなくて鈴世とかの方がいいだろうが・・・」

「そうなんだけど・・・」

「しょうがないなぁ・・・

お義父さんちに行ってみるか・・・」

「うんっ!!!」

いつまでも子供だと思っていた息子が色気づいたらしいけれど
本命のあのお姫さんに返すものに困っているってことか・・・


「ちょっと卓と出かけてくる」

「えっ???行ってらっしゃい」

最近はめったに二人で出かけないから不審がられながらも
行先は聞かれずに家を出ることができた・・・

ピンポ~ン!!!

「はい、あれっ???義兄さん?と、卓君?」

「ああ、よかった。鈴世にちょっと相談が・・・」

「おっ、珍しい組み合わせだね・・・」

「お義父さん、お邪魔します。」

「いやいや、今日は椎羅もなるみちゃんも子供たちを連れて
買い物に行ってるんだ。

たまには男ばかりでも楽しいんじゃないか?」

「それは、なおよし!!!」

「???」

不思議な顔をした義父と義弟と共にリビングに入った。



「と言うことは、二人ともホワイトデーに困っていると???」

「そんなの、愛を囁いてあげればプレゼントなんて・・・」

「鈴世!!!それは無理!!!」「鈴世おじさん、それは無理です。」

「そんな親子揃ってハモらなくても・・・」

「じゃあさ、この家でホワイトデーパーティーを開くのはどう?

もちろん、準備は全て男性陣で行うってことで・・・」

「あっ!!!それ僕も混ぜてもらっていい???」

「アロン!!!」「王様!!!」

「フィラにもさ、たまに何かしてあげたいんだけど、何がいいかわからなくって
俊にでも相談しようかと思ったら、
なんかみんなで深刻そうだったから立ち聞きしちゃったよ・・・」

とんとん拍子に、いや王様の鶴の一声(?)で
サプライズパーティーを開くことに決まった。

サプライズパーティーだから主賓の女性陣には内緒なんだが、
みんな隠し通せるんだろうな・・・

俺は問題ないけどさ





作者談

イメージは卓が中学生の時です。
(ココの17歳の誕生パーティーの次の年のホワイトデー)

誕生パーティーできれいになったなと卓が感じた後の
初めてのホワイトデーです。

話は続きます。
[2015/03/14 13:03] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
What I've Wanted to Know  Ⅱ ( 俊 & 蘭世 )
「鈴世、夕飯が要らないなんて言うから、何かと思ったら
こんなとこにいたの?

まだ中学生なのに…

って真壁君?」

「真壁のお兄ちゃんが知りたいことがあるんだって。

って言うわけでお姉ちゃんのお夕飯は僕が代わりに食べておいてあげるから
ここの僕の分は食べてね。

じゃあ、お邪魔虫は消えま~す」

「鈴世!!!」


俺が鈴世を止める前に
まるで獲物を得る時の狼のように
パッと逃げて出て行ってしまった。

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「真壁君、鈴世に何を聞こうとしていたの?」

「・・・・・」

「聞きづらいこと?

だよね、結婚式を辞めたくなったとか?(涙)」

「違う!!!」

やっと口を開いたと思ったら怒鳴った俺に
アイツはあふれ出そうだったが一生懸命我慢していた涙を
こらえ切れずに声を出して泣き出してしまった・・・
(こう言う状況を想定していたわけではないが、個室にしといてよかった)

「俺が知りたかったのは・・・」

「・・・・・」

「俺が知りたかったのはお前が俺にしてくれてたことだよ・・・」

「???」

「昔、親父さんが心の中で(真壁君が人間だった頃も蘭世は命を救ってるんだよ。)って考えていたことがあって・・・

魔界人で生まれ変わってからは赤ん坊の時代以外は記憶に残っているんだけど、
人間の時のが記憶に無いわけではなくて
救ってもらったと言う実感が無かったんだよ。

で、どのように助けてもらったかを知りたかったのさ。

どうせ能力を使ったんだろうと思ったから
昔、その時の話をお前にそれとなく聞こうと思ったのに
『秘密です!!!』で逃げられたし・・・

鈴世ならば一番聞きやすかったから・・・」

「どうして知りたいの?

人間界で能力を使うの、真壁君、嫌がるじゃない???」

「能力を使うのは、今でも反対なのは変わらない。

でもな、俺はお前を守るって約束した。

お前を守るためには
お前が俺を守ってくれた以上に
大きく包み込まないと
守ったことにならないだろうが(照)






作者談

私のイメージは最後の一言でお互いが照れてしまって
話にならず・・・

俊の疑問解明はお預けと言うことで・・・

蘭世も俊に隠したいことも一つや二つあるだろうってことで。

もちろん、俊の能力でバレバレなんでしょうけど。

自分の口で言うかどうかはまた別問題です。



[2015/03/13 14:05] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
What I've Wanted to Know ( 俊 )
ドタバタしたアイツの誕生日。

こっ恥ずかしい感じは否めなかったけれど
無事にプロポーズをして
アイツも受け入れてくれた・・・

結婚式も来年の春にと決まって
アイツの頭の中は既に春のようで
満開のお花状態だ・・・

俺は以前から聞きたい、知りたいことがあったのだが
そんなアイツに聞いても無駄だろうと思って
鈴世を呼び出すことにした・・・



「いらっしゃいませ、何名様ですか?」

「二人ですが、連れが・・・」

「あっ、ここだよ!!!」

鈴世の方が先に来ていて、個室に入っていた

お互いウーロン茶を頼み、乾杯の後鈴世の方から口を開いた

「真壁のお兄ちゃんが、もうすぐお義兄さんと呼べる日が来るんだね。」

「そうだな。鈴世には色々迷惑をかけたな。」

「いや、僕は何もしていないよ。

お姉ちゃんが幸せならばって思っていただけ。

それは大丈夫だよね???」

「もちろんだ(照)」

「なら、いいよ。

で、わざわざお姉ちゃん抜きで呼び出してきたのはなぜ?」

「アイツには聞けないからな。

鈴世にどうしても聞きたいことがあって・・・」

「お姉ちゃんに聞けない内容って・・・

僕にだって答えられることと答えられないことがあるよ。」

「俺はアイツに色々と助けられてきたはずなんだ。

魔界人として生まれ変わってからは
赤ん坊の時代以外はわかっているつもりだ。

もちろんいくら感謝しても足りないくらいだと思っている。

でも人間の時だってアイツに助けられたはずだろ?

前に親父さんがボソッと心の中で言ってたから・・・

それを知りたいんだよ。」

「・・・・・・」

「アイツに一度聞いたことがあるんだが
『秘密です!!!』って誤魔化された・・・

助けられたかどうかでどうこうってことじゃないんだが・・・」

「・・・・・

お姉ちゃんが言わないのは、それはお姉ちゃんは秘密にしておきたいことだからだと思うよ。

だからこそ僕の口からは言えない。」

「鈴世、俺はな、アイツに色んなものをもらってきた・・・

これを知ったからってアイツに何かしてあげられるわけではない。

でも、知らないままこの先ずっと生きていくより
もっと意義ある生活ができる気がするんだ・・・」

「じゃあ、お姉ちゃんを呼ぶから、本人に聞いてみたら?

僕も手伝うしさっ」


俺が止めるより先に鈴世はお店の電話から家に電話をかけていた・・・





作者談

望里と俊が初めて会った時に
望里が心の中で
(知らないだろうけど、2度も命を助けられている)
みたいに思ったのを見て、
そう言えばこれは最後まで知らないんだろうか???
って疑問に思ったのが最初。

俊の能力を使えば全部わかるのかもしれないけれど
とりあえず確証が欲しいのかなと。

時期としてはプロポーズ後の幸せな時期と言うことで。

話は続きます。
[2015/03/12 12:11] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
The Hurdle for Our Graduation Ⅱ ( 俊 & 蘭世 )  
いつもなら真壁君と一緒にいられるのが
とってもうれしいのに・・・

あれから真壁君はアルバイト先にもジムにも頼み込んで
急きょ休みをもらった。

ジムのトレーナーにはかなり呆れられたらしい・・・

そして楓ちゃんとゆりえさんと日野君、
さらに神谷さんまで総動員して
私たち二人の勉強の特訓が始まった・・・


「楓ちゃん、もぉ~無理~」

「蘭世、何言ってんのよ、まだ1教科も終わってないじゃない。」

「だって、頭が無理って言ってんだもん!!!」

「じゃあ一人で留年すれば???

俊は私がつきっきりで家庭教師するから、大丈夫よ~」

「俺は一人ででもできる・・・・」

「真壁、何言ってんだよ、お前も一つも進んでいないじゃないか・・・」

「蘭世さん、頑張りましょうよ。」

と勉強をしているのか、みんなに呆れられ、バカにされているのか
よくわからないまま
あっという間に1週間は過ぎて行った(涙)


無事に追試が終了し、教室で二人で仲良く(?)採点を待っていた・・・

「はぁ~やっと終わった~

一生分の頭を使った気がする(涙)」

「お前、明日知恵熱出すぞ(笑)」

「そんなことないもん!!!(怒)

そう言えば真壁君ってテストの答えとか頭に浮かんでこないの?」

「たぶん、わかるんだろうなあ・・・

そんなことに能力を使ったことも無ければ
使う気も無いけどな。」

「え~なんで使わないの?」

「あのな、俺の成績を知っている神谷がいるんだぞ。

それにそんなズルしたくない・・・」

「ははっ、そうだね。」

「お前がそんな能力あったら速攻使いそうだけどな。」

「失礼ね、私も実力で受けます!!!」

「ほぉ~俺が人間だったころからお前能力使ってただろうが・・・」

「うぅ・・・

あれは特殊な事情からです!!!」

「じゃあ、その事情ってヤツを聞こうか」

「・・・・・・

秘密です!!!」


あの時は真壁君を守りたくて真壁君と近づきたくて
色々考えた結果の行動なんだもん。

決して後悔はしていないけれど、
今それを言って
真壁君の重荷にはなりたくない・・・

それでもいつか言える日が来るのだろうか???






作者談

ちょっと題名からズレた内容になっちゃったかも(涙)

第3部で卓が俊に宿題を聞いていて
俊がわからないから(蘭世もわからないだろうから)
鈴世にでも聞いて来いって言っていたシーンを読んだ時に
俊が人間の時ならともかく
俊の能力なら答えがわかるんじゃないの?って疑問に抱いたのが
この話を書くきっかけです・・・

ちなみに私の頭の中ではこの追試は二人とも全教科70点ギリギリで
とりあえず通ったイメージです。

本当、題名って付けるの難しいなぁ~
[2015/03/11 10:06] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
The Hurdle for Our Graduation  ( 俊 & 蘭世 )  
「江藤、後で職員室に来なさい。」

朝の会が終わってからクラス担任に呼ばれた。

嫌な予感はしながら担任の後をトボトボ廊下を歩いていると
隣のクラスのドアが開いて
真壁君と真壁君のクラス担任が出てきた。

「あれっ?江藤も呼び出しか?」

「二人揃って同じ理由だよ。」

私が答える前に私のクラス担任が答えた・・・

嫌な予感が倍増した・・・



「真壁も江藤も本来はもうすぐ卒業だ。

君ら二人とも自分たちの成績はわかっているのか?

2年遅れて入学してきたが、卒業も1年遅れるぞ!!!」

「げっ!!!」

私は呼ばれた理由が思っていたのと少し違ってホッとしたが、
真壁君は真っ先にクラス担任にどうにかならないのかって聞き始めた。

「いやあ、真壁は出席日数も怪しいだろ???

先生たちだって別に君らを留年させたいわけではない。

でもな、こんな成績で卒業させたら聖ポーリア学園の恥だ。

かと言って留年が決定したわけではない。

1週間後追試を受けてもらう。

全教科、70点以上ならば無事に卒業だ。

1教科でも足りなければもう1年頑張れ」

「70点???」

「取れないわけじゃないだろうが。

今までちゃんと授業を受けてきたら問題ないはずだ。

それとも留年するか???」

「わぁったよ」

「江藤はどうするんだ?

追試でいいのか?」

ハッと気づいた私は慌てて「はい」と返事をし
真壁君と一礼をして職員室を後にした・・・


「まいったなぁ・・・」

「お母さんに怒られる・・・」

「仕方ないなぁ。

今日から1週間みっちり勉強だな。」

「え~」

「俺は留年するわけにはいかないからやるぜ。

お前はお袋さんに怒られるなりなんなりしろや。」

「いいえ、ご一緒させて頂きます・・・」

と言うわけで1週間、勉強することになった(涙)






作者談

私の家の近くの中学校は本日が卒業式です。

俊と蘭世は入学はお金で何とかなったようだけれど
卒業は?って思っちゃいました・・・

ちなみに蘭世が職員室に呼ばれたと思った理由は
不純異性交際と言われると思ったと言うことで・・・

話はまだ続きます・・・
[2015/03/10 10:56] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
The Rebellious Phase Ⅱ ( 愛良 )
私はお父さんにもお母さんにも叩かれたことは無かった。

お父さんもお母さんも私やお兄ちゃんが悪いことをしたら
叱るし、もちろん怖かった・・・

だけど決して手を上げることは無かった・・・

お父さんは今でこそ引退はしているけれど
元プロボクシングの世界チャンピオンだし
若い頃は取っ組み合いの喧嘩もしたらしいけれど
少なくとも私の記憶の中ではそんな喧嘩をした姿を見たことはない。

お母さんが言うには
プロボクサーを目指すと決めてからは
試合以外で手を出すことはないわよだって。

お母さんも怒るとすっごく怖いけれど
でもどちらかと言うと口で雷を落とすって感じだった。

なのに今日初めてお母さんに頬を叩かれた・・・

私は新庄さんが大好き。

でもその新庄さんが消えて
代わりに開陸が現れて
開陸が新庄さんだったって言われても
理解ができないのに
その上私と開陸が運命の二人なんて言われたって
私の新庄さんを返してほしい!!!
って言ったら
失礼だって・・・

次から次へと状況の変化についていけないのに
プラスお母さんまで変わってしまったような・・・

お父さんと大恋愛をしたお母さんなら
私の気持ちもわかってくれるって思っていたのに!!!


部屋を飛び出すしか私にはできなかった・・・





作者談

時期としては「星のゆくえ」でのメヴィウスが愛良たちを説得しに来た直後くらいのイメージです。

俊も蘭世も怒ると怖いけれど
決して手を出さないですよね?

そんな蘭世が唯一手を出したような・・・

俊と蘭世の手元で育っても
やっぱり反抗期はあるでしょう!!!って勝手に想像しちゃったのはいいけれど
それらしきシーンがここしか無かったです・・・
[2015/03/09 19:20] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
The Rebellious Phase ( 蘭世 )
私は吸血鬼の父と狼女の母の間に生まれた。

本当は何かしらの魔力が現れてきてもいい年頃のはずらしいんだけど
現在のところ一切魔力は持っていない・・・

その件で今日もお父さんとお母さんが喧嘩をしている。

満月の晩は更にヒートアップする

でも、そんなこと今の私にはどうでもいい・・・

夫婦喧嘩は犬をも食わぬって言うしねっ


それに・・・

それに・・・・・・

私、恋をしちゃったんだもの。

親の喧嘩なんて気にするような暇が無いって思っていたんだけど、
私の好きな人が人間だってお母さんにバレちゃって・・・

お母さんは真壁君を殺そうとするし、
王子様って言うアロンがあの手この手で迫ってくるし、
それをお母さんは両手叩いて喜んでるし・・・

お母さんはお父さんと駆け落ちをして結婚をしたって聞いてる・・・

異種族間の結婚は認めない!!!って
みんなから大反対を受けたけれど
それでも自分の愛を信じて
お父さんと駆け落ちをしたんだと思う・・・

だったら私の恋だってわかってくれるって思うんだけど
人間相手なんて論外とか
(確かにお父さんは同じ魔界人だ・・・)
王子様に好かれて何が不満なの???とか
(だって真壁君のことが好きなんだもの・・・)
とにかく私の言い分は一つも聞いてくれない(涙)


でもっ、私はお母さんの希望しているような人生は歩まない!!!

私だって自分の恋を信じて進んでいきたい!!!

お母さん!!!
私はあなたの人形じゃないんです!!!







作者談

誰もが経験する第二次反抗期・・・

私自身その中でも母親に対して相当反抗していました・・・
(正確に言えばアラフォーの今でも反抗期かも・・・)

○○君を好きになってはいけないみたいな言い方はされたことがありませんが・・・
(と言うよりそもそも恋愛自体がまだ早すぎるって感じ・・・)

実家は恋愛がらみよりも勉強がらみが口うるさく
自己紹介にも記載しましたが、
漫画は一切アウト、
その上ファミコン世代のはずですが、言うまでもなくテレビゲームもアウト、
定期テストの一週間前だからと親戚の結婚式も私のみ欠席

こんなこんなで反発してばかりいました。

大学受験も母親が勧めた大学は
母親が勧めたと言う理由だけで願書すら取り寄せませんでした。
(適当に理由は付けましたが、本音は母親が勧めたからです。勧められなかったら受験くらいはしたと思います。)

子を持つようになって少しは親の気持ちもわかるようにはなりましたが・・・



[2015/03/06 13:13] | ときめきトゥナイト (第1部) | コメント(2)
It Is Hight Time, Isn't It ?  ( 楓 )
私の中学校からの大親友が高校を卒業した。

突然中学校2年生の時に転入してきた彼女。

あっという間にクラスの人気者になって
一匹狼だと名高かったあの真壁君を
あっという間にクラスにある程度馴染むように変えていった人。

そして中学3年の3学期に入った途端
急にお父様が海外に行くって言うことで
挨拶も無しに学校に来なくなった人。

そう言えばその頃にはあの真壁君も
その真壁君を取り合っていた神谷さんも
来なくなっていたような気がするけれど
この二人は完全にはクラスには溶け込んでいなかったから
本人が不在の中でも話題に上ったのは彼女だけ。

そしてそこから約2年半経過し私が高校3年生に進学するとともに
なぜかこの3人がしかもなぜか高校1年生として入学してきた。

相変わらず真壁君を中心に彼女と神谷さんがギャアギャア言っているのかと
最初は思っていたけれど
よくよく観察してみたら女性陣2人は相変わらずだけれど
真壁君の彼女への態度は更に優しいものとなっていた。

だからこそ卒業をすれば結婚するって思っていたのよ?

2年遅れだからもう19歳だし、
すぐに結婚でなくても最低限婚約くらいは!!!って思ってた。

だから彼女に聞いてみたんだけど・・・

「それとない話は・・・

でも今、真壁君はチャンピオンを目指して大変な時期だし・・・」

いやいや、蘭世、あなたはお人よし過ぎるのよ


真壁俊!!!
今プロポーズの時じゃないの???


その頃俊が驚いてスパーの相手のパンチを食らってしまい
トレーナーにこっぴどく叱られたのは
俊だけの秘密・・・





作者談

イメージは高校卒業直後の春です。

周りはイライラしていたんだろうなぁと
(神谷さんは除く)
[2015/03/05 15:48] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
New Member of My Family ( 流風 )
※(要注意!!!)
原作後の時期の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。


克之と結婚してからもうすぐ1年。

山あり谷ありだった私の生活もやっと落ち着いてきたような気がした。

そしてもうすぐ家族が増える。

それも嬉しいことに双子だと言うこともわかっていて
ついこの間の検診で女の子の双子だってわかった。

克之も心から喜んでくれた。

いつも私のことを第一に考えてくれている克之だけれど
私の妊娠がわかってからは
その様子が顕著になって
私の母からは半分呆れられている・・・

隆君に至っては
「兄貴もさぁ、そんな調子だったら出産してしまうんじゃないの???」
って冗談を言って克之に頭を小突かれているし・・・

それで双子の名前を二人で色々と考えていた。

「本を見ても色々と難しいなぁ…」
と克之が頭を抱え始めていた。

それでずっと前から考えていたことを私は言ってみた・・・

「克之さえ、気にしないんだったら
流れる水の『水』と衣装の『衣』を名前の漢字に使いたいんだけど・・・」

「ああ、お姉さんたちの漢字か。

いいんじゃないか。

天国から守ってくれるよ。」

「ありがとう。

他の漢字とかはまた考えるね。」

「ああ、流風は元気な赤ん坊を産むことをまずは優先してくれ。

俺ができることは何でもするから。」

・・・(泣)

私はすっかりはち切れんばかりに大きくなったお腹をさすりながら
(お父さんもお母さんもあなた達を待っているから、元気に産まれてきてね!!!)
と念じた。





作者談

これもまた本当は3月4日にアップする予定だったんです・・・
(オイオイ)

3月4日は「三姉妹の日」だそうで・・・
(Wikippediaより)

それと克之と流風の赤ちゃんを双子にしたのは
双子の親からは双子が産まれやすいかなと言う
私の勝手な思い込みです。
(医学の専門知識は一切ないので、医学的根拠は無いです。)


追記:ちょっと訂正しました。(1番大事な部分を間違っているし・・・)
[2015/03/05 13:53] | 海の闇 月の影 (原作より後の時期) | コメント(0)
The Girls' Festival ( 蘭世 & 俊 )
『あかりをつけましょ、ぼんぼりに・・・・』

スーパーで童謡が流れ、
さすがの俺ももうすぐひな祭りだと実感した。

が、アイツの実家でひな祭りをしているのを見たことが無い・・・

まあ、魔界人だし
あの家も洋風の館って感じだから
ひな人形とか似合わないのかもしれないが・・・

だから俺んちもしないんだろうと思い込んでいた・・・


「あなた、今度お雛様をみにいきましょう!!!」

「えっ???」

「もうすぐ愛良の初節句よ???
卓にも五月人形を買ってあげたでしょ?

卓の時は魔界から戻ってきてドタバタで買ったけれど
愛良はゆっくりと見てあげたいのよ。」

「わかったよ。」



数日後、ひな人形を見に家族みんなでやって来た。

家族みんなどころかアイツの両親に、鈴世、
その上お袋とアロンって
ひな人形ってこんなにみんなで選ぶものか???

「だってぇ、魔界にはひな人形なんてないしさ。

本当はフィラも来たかったんだよ。

でもさ、ココもレオンもってなると
あの子達まだまだ魔力をコントロールできないからさ。

人間界で大問題になっても困るしさ。」

「いいじゃない、俊。

お雛様は女の子が元気で大きくなりますようにって
願って買う物よ。

みんなで願えば百人力でしょ?」

(いや、魔界人は死ぬことないし・・・

お袋もアロンも人間界を楽しんでるだけだろうが((怒)))

「あなた、ダメだった?」

「いや・・・」

お前のその表情は勘弁してくれ。

ただその瞬間に俺の目が一つのひな人形に釘付けになった!!!

理由なんてない

何となく愛良のひな人形はこれだって。

だから
「なあ、このひな人形にしよう。」

「えっ???まだ奥にもいっぱいあるよ?」

「いや、これがいい。」

あまりこう言うことに口を出さない、
(と言うよりさっぱりわからないから口を出せない)
俺がこれと言って譲らないからか
アイツも「じゃあこれにします」
と入店たった5分で即決した。


で、家に帰ってきて早速の飾りつけ。

するとアイツが
「お雛様は3月3日にすぐに片付けないとダメなんだよ。

でないとお嫁に行くのが遅くなっちゃうんだって。」

「じゃあ、ゆっくり片付ければいい・・・」

「もぉ!!!あなたったら」


愛娘が嫁に行ってほしくないなんて
男なら誰もが一度は思うことだろ???






作者談

ひな祭りですねえ。

時期は愛良の初節句です。

私の実家は「行き遅れるから!!!」と言って
3月3日の夜には片付けていました。

結果それが功を奏したのか
私は同級生の中でも早い結婚でした。

俊って、自分は早いうちに結婚したのに
愛良に関してはうんとは言わないような・・・

男親は複雑です。
[2015/03/03 13:53] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
My Sad Birthday ( なるみ )
今日は私の誕生日。

3月生まれの私は友達の中でも最後に誕生日を迎える。

それでも毎年家族も友達も祝ってくれた。

何よりも大好きな鈴世君が祝ってくれて
とても幸せな1日を過ごすことができていた。

今年も同じように友達からもプレゼントをもらったし、
おばあちゃんとお父さんからもそれぞれプレゼントをもらった。

でも、今年は残念ながら鈴世君からはプレゼントが無かった・・・

鈴世君が人間界を追われてから数ヶ月・・・

鈴世君の意図する状況ではないのはわかっているけれど・・・

これが後何回続くんだろう???

いつまでも待っているとは言ったけれど
それは私がおばあさんになっても???

私はいつか死ぬだろうし・・・

もちろん鈴世君が好きなのには変わりないけれど
周りの人みんなが一切鈴世君やその家族を忘れている、
そんな毎日を過ごしていると
だんだんと私も自信が無くなってくる・・・

こんなことベッドの中で考えてしまうのは
やっぱり今日が私の誕生日だからかしら???

そんな時
(Happy Birthday !!!)
と言う声が頭に響いてきた気がした・・・

あっという間の声だったし自信は無いし
そんなはずないと思うけれども
何となく鈴世君が言ってくれた気がした…

私も単純だけれど一気に気分が上昇した。

鈴世君!!!私、いつまでも待っているから。
でも、できればウェディングドレスが似合う頃までには帰ってきてね。





作者談

時期は鈴世達が人間界を追われている間です。

本当はなるみは3月1日が誕生日なので昨日アップする予定でしたが、
どうしても昨日は都合が付かず・・・

1日遅れでアップしています。

誕生日って好きな人にやっぱり祝ってもらいたいですよね?

私って年末のド忙しい時が誕生日なので
彼氏とか主人とかは言うまでもなく
最近では家族ですら祝ってもらった記憶が・・・

気づいたら誕生日が終わってます(涙)


[2015/03/02 11:43] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
いつまでも永遠に


プロフィール

poohfrozen

Author:poohfrozen
まず初めに二次小説のそれぞれの原作の出版社様、原作者様とは一切関係ございません。

私が個人的に読んでいる漫画の二次小説を少しずつ披露できればと思っています。
(恋愛ものがほとんどです。原作が恋愛ものでなくても恋愛部分のみをピックアップした二次小説になると思います。)

非常に下手だと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

実親が非常に厳しく、漫画を触らせてくれなかったため
少し漫画に触れたのが高校生、
漫画にまともに初めて向き合えたのが
大学で一人暮らしを始めてからなので
同世代の人たちと比べるとずいぶんと遅れ気味な感じです。

原作を私なりに読んでの私なりのイメージを壊さないような二次小説を書いていく予定です。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR