FC2ブログ
My Life ( なるみ )
何か嫌な予感がする・・・

念願の幼稚園の先生になって
蘭世お姉ちゃんの娘さんの愛良さんの幼稚園に産休に入られる先生の代理として赴任になった。

鈴世君とは楽しくデートも重ねているし・・・

たぶん幸せの絶好調なんだと思う。

確かに鈴世君は不老不死で
私は普通の人間と同じように
老いていつかは死ぬんだけれど
でもそれは私よりは先に鈴世君が死ぬことは絶対にないから
ある意味安心感がある。

だけど、ここ最近どことなく嫌な予感がしている・・・

私は小さい頃変わった人に夢の中で会った。

雲に乗ったオジサンが迎えに来たって言っていたような気がする。

その頃も心臓が悪くて入院生活をずっとしてきたけれど
手術を終えたら元気いっぱいになった。

手術も非常に危ないものだったって大きくなってから聞いたけれど、
その後は普通に小学校にも通ったし
それ以降も皆と同じように楽しい学校生活を送った。

で、その変わったオジサン(本人はお兄ちゃんだと言っていたかも)のような人に
中学校の頃に会った。

死神だってオジサンは言ってた。

怖いって感じなかったのは過去に会っていたから???

蘭世お姉ちゃんと一緒だったから???

でもその頃は鈴世君の体調も気になったし
それどころじゃなかったから、今の今まで忘れていたんだけど・・・

数日前鈴世君とデートに行く直前に何となく胸が締め付けられる感じがしたんだ・・・

あの小さい頃の感じと似ていると直感した。

それでもすぐに治まったから勘違いだって思ったんだけど…

昨日の夢の中にあのオジサンを見たような気がする。

話をするわけでもなく
遠くから見られているような感じで
パッと消えてしまったから勘違いかもしれないけれど・・・

今週末鈴世君とのデートの時に聞いてみようかな?

きっと鈴世君ならば大丈夫だよ!って言ってくれるはず。

私は鈴世君が大丈夫って言ってくれれば
絶対に大丈夫だって自信持てるから!!!






作者談

時期のイメージは第三部の最初のころにジョルジュがなるみの死亡者リストに載った話をして
実際に倒れるまでの間です。

なるみは小さい時に会っているわけですから
心の奥底には記憶として残っていそうで・・・
(直感と言うべきか)
スポンサーサイト



[2015/02/26 14:08] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
Our Dream Ⅲ ( 神谷一家 )
※(要注意!!!)
原作よりも前の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。

また、今回は原作のサブキャラクターがメインの話です。

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



どんどん線が細くなっていった小夜子が気になりながらも
医師に通常の出産には耐えられないだろうからと
帝王切開の日程を決めることになった。

赤ちゃんの状態と医師の都合とワシの直感でよいと感じた11月11日に
帝王切開を行うこととなった。


毎日のように病院に通い詰めていたが
11月8日いつものように病室に向かうと
最近は静かな病室だったのにまた騒がしくなっている・・・

何事か?と思って病室を覗くと
「あっ、ご主人、よかった。急に陣痛が始まりましたので、
緊急で手術させて頂きます。」

実感が沸かないまま小夜子は手術室へと連れて行かれた・・・


数時間後「おぎゃぁ~」と言う病院中に響き渡りそうな大きな産声が上がり
しばらく後に赤ちゃんと対面をした。

かわいらしい、そして元気な女の子だった。

小夜子もかなり疲れてはいるが身体には問題ないようだった。


麻酔から目覚めた時に
「かわいい女の子だったよ。ありがとう。」
とお礼を言った。

小夜子が
「女の子だったらと思っていた名前があるの。

曜日の『曜』と子供の『子』で『曜子』。

光り輝くと言う意味があるらしいのよ。

もう男の人しかいない家になりそうだから、
少しでも明るくなればって願いを込めて・・・」

「何を言っているんだ。

やっと3人での生活が始まるんだろ。

お前も光り輝いているじゃないか・・・」

「私の身体は私が一番わかってる。

そんなに長くは生きられないと思う。

この娘の花嫁姿は見られない。

それどころかランドセル姿も見られないかも・・・

だから・・・」

「名前はわかった。

小夜子の思うように付けてくれればいい。

だけど、ワシを置いていくことだけは許さないからな!!!






作者談

番外編での小夜子の花嫁姿がどことなく儚い感じがしたので
私にとって小夜子は身体が弱いイメージです。

でも曜子のあの気の強さは
小夜子に似たのかなと。

玉三郎ってヤクザだけれど
根は優しいと言うか
気の強さは無さそうで・・・

『真壁俊の事情』で
玉三郎が俊に
「お母さんを守れるのは君だけ」みたいなセリフを吐いているのを見て
一気に私の中で玉三郎の株が上がりました。

と初めてメインじゃないキャラクターを描いてみました。
(小夜子にいたってはサブキャラクターですらないかも)



[2015/02/25 11:13] | ときめきトゥナイト (それ以外) | コメント(0)
Our Dream Ⅱ ( 玉三郎 & 小夜子 ) 
※(要注意!!!)
原作よりも前の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。

また、今回は原作のサブキャラクターがメインの話です。

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。




あの日以来小夜子はずっと入院している・・・

今日もお見舞いにと病室へ向かうと
何かわからないが騒がしい。

「神谷さん!!!動いてはダメだってあれほど言ってるでしょ?!」

「でも主人は私がいないと何もできないから・・・」

「今、何かあったら赤ちゃんだけではなくてお母さんの命も危ないですよ!!!」

「私の身体は私がよくわかってる!!!」

「あっ!!!ご主人!!!ご主人からも何かおっしゃってください!!!」

「はぁ・・・」

小夜子は俺が来たからとりあえずおとなしくベッドに横になった・・・

それを見て看護婦は納得したのか俺に後を頼んで病室を出て行った。

「なぁ、わしのことはわしが何とかするから、
若いもんもたくさんおるし、
お前は赤ちゃんを無事に産むことだけを考えてくれ。

赤ちゃんはもちろんだが、お前に何かあっても困るんだ・・・

せっかく授かった赤ちゃんだから
3人で楽しい家族にしていこうじゃないか・・・」

「でも、あなたって今まで家のこと何もしてきていないじゃない・・・」

「何とかなるから。

わしは赤ちゃんが欲しいとも思ったが
あくまでもお前もいて
3人での生活が夢なんだ。

だから頼むからお医者さんや看護婦さんの言うことをよく聞いていてくれ。」

「・・・」

「頼むから」

「・・・わかりました」



その日から打って変ったように小夜子はおとなしくなった。

医師や看護婦に怒られている姿も見ることがなくなった。

と言うより存在そのものが薄くなっていったような気がした。

元々線が細い感じがしていたが、
更に細くなったような・・・

それでも気のせいだと思うしか仕方がなかった。





作者談

私は比較的順調な妊婦生活だったので
妊娠に伴う入院は出産時のみですが、
姉が切迫流産・切迫早産で
二人目の時はほとんど病院のベッドの上でした。

今の時代のお若い男性たちは
自分のことくらい自分で何とかできそうですし
家電製品もどんどんグレードアップしてますから
どうにかなりそうですが、
(現に義兄は困っている様子は一切なかった)
曜子が産まれる頃ってどうだったでしょう?

と言うより私の父が何もしない人なので
(最近は頑張っていますが・・・)
玉三郎も勝手に家のことは何もできないんじゃないかって思っちゃいました。

話はまだ続きます。
[2015/02/24 10:17] | ときめきトゥナイト (それ以外) | コメント(0)
Our Dream ( 玉三郎 )
※(要注意!!!)
原作よりも前の話です。
私個人のイメージで書いておりますので、
原作者様のイメージとは離れているかもしれません。

また、今回は原作のサブキャラクターがメインの話です。

それでもと思って下さる方のみ、下記の文章はお読みください。



風間のヤツと彼女を取り合ってから
はや10年。

風間のヤツもあれからアイツにはもったいないくらいの
すばらしい伴侶に出会えたようだ。

男の子に恵まれたと連絡が入ったから
風間組も安泰だ。

ワシと小夜子には子供がいない・・・

理由は小夜子が身体が弱く
ドクターストップがかかっているからだ。

そのことを小夜子も納得していると思っていたんだが…

「あなた、風間さんところに男の子が産まれたそうね。」

「ワシにも連絡が入ったよ。」

・・・

・・・

「ねえ、私達にも子供が・・・」

「お前の身体が・・・」

「一人くらいなら大丈夫よ。
私にだって赤ちゃんを産んで育てる楽しみを味わいたい・・・」

「でもな~・・・」

「お願い、私の一生の頼みと思って・・・」

「一生って、大げさな・・・」

と言いつつも真剣な眼差しの小夜子に結局ワシの方が折れてしまった。

小夜子はこれっと決めたら絶対に貫き通すからな。



で、1年後小夜子が妊娠したかもしれないと言うもんだから
病院へ連れて行ったんだ。

すると医者から開口一番怒られた・・・

「神谷さん、あなたの身体は妊娠・出産には耐えられないからってあれ程きつく言ってたでしょ?

どうしてこんなになるまで病院に来なかったんですか?

とりあえず入院してもらいますから、看護婦について行ってください。」

小夜子が診療室を出ていくのを見届けてから
医者が再度口を開いた。

「ご主人、奥様はすでに妊娠6カ月に入っておられます。

もう出産するしか仕方がないですが、
奥様の身体が大丈夫かどうかは何とも言えません。

無事に出産できたとしてもその先もどこまで生きられるかわかりませんよ。

ご主人にも妊娠しないようにと言っていたはずでしょ?」

「小夜子が一人くらいならって・・・」

「ご夫婦ですからお子様を欲しいをお思いになることは仕方がないとは思います。

ただ、お腹の赤ちゃんと奥様とどちらかの命を選択しなければならないと言う最悪のケースも考えておいてください。

とりあえず出産までは入院してもらいますから。」

「はい・・・」

・・・

小夜子と赤ちゃんの命のどちらかを選べって???

そんな無茶な話あるか???

しかも妊娠6ヶ月って小夜子のヤツ、ワシに隠したのか?

ワシはどうすればいいんだ?





作者談

曜子が産まれる頃のエピソードを書いてみようかと。

よくよく考えたら力のご両親の方が後で結婚したはずなのに
力の方が5歳も曜子より年上だなあと言うことと
曜子が4歳の時にはすでに母親がいなかったようだからと思って
ちょっと書き留めてみてます。

ちなみに話自体はまだ続きます。
[2015/02/23 14:42] | ときめきトゥナイト (それ以外) | コメント(0)
The Headache Ⅲ ( 卓 & ココ )
「キャッ」

「うわっ」

・・・・・・・・

「なんであんたがここにいるんだよ?」

「卓が黙ってどっかに行くから
なんか不安になって
でもどこにいるのかわからなくて困っていたら
伯母様がここにいるはずだからって・・・」

「どこまで話を聞いてたんだよ?」

「聞こうとしたんだけれど、
話が全く聞こえないし・・・

中の様子はサッパリわからなかったのよ。

そもそもいるのかどうかもわからないし
もう一度他の部屋を探そうって思って立ち上がったら・・・」

「ドアが開いたってわけ?」

「うん」

(親父、一応結界を張ってくれてたんだ・・・

それでもお袋は能力も無いのに親父のこと、お見通しだよな・・・)

「ちょうどよかった。

あんたに言っておきたいことがあるんだ。

あんたは人間界の勉強のために人間界に住むって言っていたけれど
住むと言うならば能力は封印して欲しい。

俺はその時はまだお袋のお腹の中にいたからよくは知らないけれど
昔親父たちが人間界を追われた時は
たくさんの人たちが傷ついたんだ。

あんたの傷ついた顔も見たくないから
能力を、魔界の力を使わないでほしい。

それができないならば魔界に帰ってくれ。」

「卓・・・」

「俺のお袋の能力は高いものじゃない。

それはあんたもよく知っているだろう。

それでも親父のことは手に取るようにわかるみたいなんだ・・・

今も親父は俺を直接テレパシーで呼んできたし、
この部屋にも結界を張っていた。

だからこそ愛良も気づいていないし
あんたもお袋が正しいかどうか確信が持てなかったんだろ?

それでもお袋はここに親父がいて、
その理由も知っていたはずなんだ。

そういう人にあんたもなってもらいたい・・・

「そうね、伯母様を見習うようにするわ。

今もこの先も人間界からは追われたくないから・・・」

「わかってもらえたならいい」
(密かに言った、俺の気持ちもココには通じてないな。まあいいか・・・)





作者談

蘭世は結婚後にはテレパシーが無くても
俊の考えは手に取るようにわかっているような気がします。

で、卓はココに自分のお母さんと同様
能力を使わずとも自分のことがわかるような人になってほしいと
遠まわしに言ったんだけれど…

やっぱり気持ちはストレートに言わないとね。

[2015/02/22 20:15] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
The Headache Ⅱ ( 卓 & 俊 )
「珍しいね、父さんが能力使うなんて。」

「お前と大事な話をするのには
能力を使う方がいいだろ?

でなきゃ色んな者が付いてくる・・・」

「母さんも愛良も知りたがりだから・・・」

「いや、あのお姫さんもお前が絡むと一緒だよ・・・」

・・・・・(照)・・・・・

「卓、お前はあのお姫さんのことをどう思ってるんだ?」

「どうったって、別に・・・」

「お母さんをさんざん泣かせてきていた俺が言うのもなんだが、
中途半端な気持ちならばお姫さんには帰ってもらった方がいい。

アロンも人間界に初めて来た時は
何も考えずに能力を使いまくってたんだ。

その頃は俺もまだ人間だったから
変な奴くらいしか思わなかったけれど、
勘が鋭い奴がいたらどうなってたかわからない。

現にもう一度人間界に来た時は
事情を知っている俺はヒヤヒヤもんだった。

無理もないんだ。

日頃は能力を使いまくることのできる世界に住んでいるんだから。

結局はアロンは王位を継承することもあって
魔界に戻った。

だけどな、あのお姫さんはお前といたいから
人間界に来たんだろ?

お前にその気が無いならば
あまり大きな問題にならないうちに
帰ってもらった方がいい。

お姫さんの傷も小さくて済む。」

「父さん、それは俺が決めることではない・・・」

「お前はまだ産まれていなかったから実感としては知らないんだろうが、
お父さんとお母さん、江藤のおじいちゃんとおばあちゃん、鈴世おじさんは
人間界を追われたんだ。

あの時俺たちが人間でないってバレたきっかけは
ビックリするくらい小さなことだったんだ。

あの辛さは2度と味わってほしくない。

だからこそお前がその気持ちがあって
あのお姫さんを人間界に留めるって言うならば
彼女にも自覚をしてもらいたいんだ。

まずはお前が考えるべきだろう?

お姫さんのお前への気持ちをお前が知らないなんて言わさないぞ。」

「・・・・・」

「即答しろとは言わない。

が、お前も既に一人の女性の人生を左右するような
そんな分岐点に立っていることを自覚しろ。」

「わかった。

能力の件はココには注意しておく。

俺はまだ高校生だし
アイツの人生に口出す権利は無いと思っている。

でも、父さんの考えはわかったから。

一つだけ教えてもらってもいい?

父さんが母さんの人生を左右したのはいつ?」

「・・・・・・・

高校1年生の時だな。

とは言っても年齢はもう18歳だったけど。」

「そうか・・・」

親父のセリフの重みを背中に感じながら
俺はトレーニングルームを出た。





作者談

結婚相手を決めるのって人生の分岐点の一つだと思いませんか?

そしてそれはお互いに相手の人生をも左右する分岐点であって・・・

もちろんそこから先の方が人生は長いんですが…
(魔界人にしてみれば終わりが無いですが・・・)

話はまだ続きます。


[2015/02/20 20:20] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
The Headache ( 卓 )
最近俺は頭が痛い・・・

と言っても身体的に頭が痛いわけではなく
精神的に頭が痛いのだ。

従姉のココが数日前から俺の家に泊まり込んでいる・・・

アイツが上がりこんできた日は俺がちょうどクラブで怪我をして
マネージャーとコーチに送ってもらった時だった。

コーチにはココが「従姉」と名乗ったのを
聞こえていなかったのか
何となく嘘だと思ったのか
彼女だと思われバカにされるし・・・

それだけでも翌日からのクラブに行きづらくなるって言うのに
挙句にアイツが俺の親父に怪我を直してもらえばいいみたいなことを言ってのける。

確かにずっと魔界で育ってきたアイツにしてみれば
魔力でパパッと直すことができれば
それを活用しないのはおかしいんだろうが、
俺は魔界人であっても普通の人間として生活をしていくつもりなんだ。

親父やお袋、愛良もきちんと聞いたことはないが
同じように思っているはずだ。

俺が産まれる少し前に人間界を追われて
だから俺は魔界で産まれることになったって言うことも
アイツはすでに4歳だったらしいから
何となくはわかっていたはずなんだが・・・

やっぱり魔界の王女様ってこんなもんなんだろうか・・・

アイツは「いつか住むかもしれないから人間界を勉強する!!!」と啖呵を切って
俺の家に居座っているが
本当に自分の状況をわかっているのだろうか???

と頭を抱えながらリビングのソファに座っていたら
(卓、ちょっと来い)
と親父にトレーニングルームに呼ばれた・・・

新たな頭痛の種が発生しそうだ(涙)





作者談

卓はずっと人間界で生活しているし
(生まれた直後の数カ月は除けておいて・・・)
俊や愛良も同じ。

蘭世も外には中学生まで出ることが叶わなかったにせよ
人間界でずっと生活をしている。

特に俊と蘭世は人間界を追われると言う悲しい出来事に直面したわけですから
魔力を使わない大切さは痛感しているけれど
ココは王女様と言う生まれ育ちもあるから
この時点ではまだまだ魔力を使う時もあったような・・・

とりあえず話は続きます・・・
[2015/02/19 14:17] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
Your Hands Ⅱ ( 蘭世 ⇒ 俊 )
私は彼の手が好き。

プロボクサーとして鍛え上げられた身体は
どこを見ても筋肉質でたくましくて
もちろんそれはそれで大好きなんだけど、
彼の手はそう言った力強さと共に
フワッとした安心感を与えてくれる雰囲気を醸し出している・・・

まだ彼が人間だと思っていた頃に
過去への扉を使って小さな頃の彼に会いに行った時、
最後に一緒に夕日を見た時も
まだ私よりも小さい手だったのに
安心感を与えてくれていた・・・

きっと近いうちには私だけでなく
新しく増えるであろう家族にも
その安心感を与えてくれるのだと思う。

でも、まずは
明日あなたのそのあったかい手を掴みに行くから
いつものように安心感と共に私をつつんでね。






作者談

時期のイメージは俊と蘭世の結婚式前夜です。

個人的にスポーツをしている人の手は大好きです。

プロスポーツ選手の手は見たことないですが、
(と言うより生で会ったことは無い)
高校とかで運動部に所属している男の子の手と
つなぐのにはドキドキしました。
(ちなみに付き合っていたわけではないです。体育祭でフォークダンスとかあったので・・・)

いかにも男の人って感じの手が好きなんだと思います。
[2015/02/17 10:18] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
Your Hands ( 俊 ⇒ 蘭世 )
僕の記憶にある懐かしい手がある・・・

お母さんが仕事で遅くまで帰って来ることができなかった日に
どこから現れたのかよくわからないお姉ちゃんと一緒に見た夕日、
その時にお姉ちゃんが手をつないでくれた、その手。

母さんとは全く違った手だったけれど
どことなく安心できる手だった・・・

その手が今また僕とつないでいる・・・

あのお姉ちゃんと横にいるお姉ちゃんが同一人物のはずはないんだけれど
なぜかわからないけれど隣のお姉ちゃんがその手の持ち主なきがした・・・

そして同じように安心感がある・・・

いつかこの手の持ち主に
今度は僕が安心感を持ってもらえるようになれば
それが僕の幸せかな。






作者談

時期のイメージは生まれ変わった8歳の俊です。

この頃ならば恋愛感情とまではいかなくても
どことなく心の奥底では好意らしきものがあったのではないかと
個人的に思ったもので。
[2015/02/16 13:23] | ときめきトゥナイト (第1部) | コメント(0)
The Only Present Which Only You Can Give Me Ⅲ ( 俊 & 蘭世 )
「明日、フィラさんとココ姫がこちらに来るから、いいよね?」
(バレンタインって言ったって彼は興味が無いだろうし・・・)

(あっ、明日がバレンタインか・・・)

「お前、その大きなおなかで大丈夫なのか?」

「うん、向こうに行くのは難しいからこっちに来てもらうの。」

「無理をしなければいいよ。」


と言ってアイツの安心した顔を見ながら寝たのが数時間前。

日付が変わろうと言う頃に
ベッドが少し揺れたような気がして俺は目を覚ました。

すると寝ぼけ眼ながらアイツが起き上がって座っている姿が見えた

「おい、どうした?」

「あっ、起こしちゃった?ごめんなさい。ちょっと・・・」
(おなかが痛い・・・でも、これが陣痛???)

「おい!!!大丈夫なのか?」

「あっ、大丈夫よ。たぶん勘違い…

イタタッ」

「とりあえずメヴィウスを呼んでもらうよ・・・」

「えっ???」
(そんな大げさな・・・)

「何かあってからじゃ遅いだろ。」

と、使いをやってから、とりあえずお袋とお義父さん、お義母さんにも連絡を入れた。

するとやってきたメヴィウスが
「このまま出産になりますな。大丈夫じゃよ。順調だから。」
と言ってきたので
「では外で待っています。よろしくお願いします。」
と廊下に出た。


そこから数時間最後は痛いしか言わなかったアイツが
無事に俺の子供を産んでくれた。

元気な男の子だった。

赤ん坊とアイツの顔を見てから、お袋が
「蘭世さんも疲れているでしょうから、休んでもらいましょう。」
と言う一言で俺はいったんその部屋を出た。

そしてふと思いついてある場所に俺は向かった



そろそろいいだろうかと2月14日の夕方に部屋に入っていくと、
アイツの顔が半泣きだ・・・

しかも嬉し泣きではなく悲しい方だ。

「どうした?なんか体調が悪いのか?メヴィウスでも呼ぶか?」

「ううん、違うの。

あなたは知らなかったかもしれないけれど、今日はバレンタインデーなのよ。

せっかくチョコレートも取り寄せてもらったのに・・・」

「さすがイベント好きなお前だなあ。

赤ちゃんまでイベント日に産むなんて・・・」

「からかわないでよ~」

「心配すんな。お前はちゃんとプレゼントをくれたよ。

で、これは俺から」

キョトンとしているアイツの前に想いヶ池のほとりの花をつんで
お袋にブーケにしてもらったものを手渡した。

「わぁ~ありがとう。でも、私からは何も・・・」

「あのな、俺が自分の子供を抱っこできると言うこれ以上の物があるか!!!

自信を持て。

今日は本当にありがとうな。」






作者談

Happy Valentine !!!

さすがのイベント好きな蘭世もこの年はバレンタインどころではなかったのではと・・・

そこは俊のフォローで無事にイベントデー終了と言うことで・・・

卓は私の一人目の子よりも年上ですが、
(と言うより愛良も私の一人目の子より年上)
私の一人目の子の時代でも
まだ立会い出産する人ばかりでも無かったです。

立会い出産したい場合は病院を選ばなきゃならない時代でした。

私の二人目の頃で立会い出産の人の方が多いって感じでしょうか・・・

今や立会い出産の方が多いんでしょうね。
[2015/02/14 20:10] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
The Only Present Which Only You Can Give Me Ⅱ ( 蘭世 )
人間界から魔界に突然来ることになって
はや数ヶ月。

原因が私の弟にあるというのに
彼はボクシングのチャンピオンと言う努力で手に入れた称号も
投げ捨てることになったと言うのに
一切愚痴を言わない・・・

私に対してはもちろん私の家族に対しても
一切怒ることも無い…

おそらくアロンなどにも愚痴を言っていないのだろう。

あんなに嫌がっていた王家の人間としての正装も
場合によっては着用しているようだ。

でも、たまに見る、疲れた顔、
それも肉体的にではなく精神的に疲れたような顔を見て
やっぱりさびしい気がしていた。

あっ!!!

そう言えばもうすぐ2月14日!!!

と言うことはバレンタインデーだ!!!

やっぱりここはチョコレートだよね?

うん???

魔界ってチョコレートなんてあるの???

いやいや季節感もイベント感も一切ないような魔界に
バレンタインデーだからチョコレートがたくさん手に入るなんてことは一切無いよね?

ここはアロンに頼もうっと


「アロン、少しいい?」

「蘭世ちゃん、すっかりお腹が大きくなって。

順調だってメヴィウスから聞いてるよ。

もうそろそろだね?

で、用事は何かな?」

「アロンに無理を頼むんだけど・・・」

「蘭世ちゃんの頼みなら何でもいいよ」

「チョコレートを手に入れてほしいの・・・」

「???何?一種のつわり?」

「じゃなくて、もうすぐバレンタインデーだから。

バレンタインデーは女性が好きな男性にチョコレートをあげる日だから・・・」

「あっ、そういうこと。わかった。何とかするよ。

でもできたらフィラも誘ってほしい・・・」

「わかってる、フィラさんもだけどココ姫ちゃんも誘ってあげるわ。」

「ココはまだ・・・」

「いや、人間界ではお父さんにもあげたりするのよ。」

「じゃあ頼もうかな。どんなチョコレートがいいか教えてね。」


数日後無事にチョコレートが手に入ったと連絡が入り、
フィラさんとココ姫ちゃんには2月14日の朝にこちらに来てと
理由とともに誘ったら二つ返事でOKが出た・・・





作者談

同じく新婚1年目の蘭世です。

当日の話は明日アップする予定です。
(なんか、オチがすでにバレていそうですが・・・気長にお待ちください。)
[2015/02/13 21:26] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
The Only Present Which Only You Can Give Me ( 俊 )
人間界を追われるように逃げ出してから数か月。

俺もアイツも何とか魔界での生活に慣れてきた。

特にアイツは初めての妊娠でどんどん体調も変わっていっているのに
よく環境が変わっても大きな問題にならずに
馴染んでこれたとある意味尊敬に値する。

それでも寂しそうな顔をしているのは知っていた。

が、お互いにそれを口にするのははばかられた。

魔界の王家の人間としての生活にももちろん慣れないが
それ以上に俺が慣れないと感じたのは
毎日が何も変わりなく終わっていく、変化の一切ないこの世界だ。

季節感も無い。

人間界では2月だから1番寒い時だろう。

妊婦のアイツが冷えなくていいと言う、
言い様によってはいい世界かもしれないが
俺は人間界で生まれ育ち
またその人間界の中でも春夏秋冬がはっきりとわかるような日本で生まれ育ってきたから
どうも慣れない・・・

第一今日がいったい2月の何日、何曜日なのかがパッと出てこない・・・

いや、正確に言えば2月だと言うことすらアヤフヤになりつつあったが、
数日前のアイツの例の大声(?)の独り言で思い出した・・・

(魔界ってチョコレートって手に入るのかな?アロンに頼んでみようかな?
でも、真壁君って甘いもの嫌いだから・・・

でもでもやっぱりバレンタインデーだし・・・)

とあれやこれやと悩みだしたんだ。

そう言えば2月14日がもうすぐか・・・

と頭で考えた瞬間に何か嫌な予感がした・・・

毛嫌いするような嫌な予感ではないんだが、
なんか今までのような普通のバレンタインデーではないような予感がした。

かと言って考えを読んだがチョコレートは要らないなんて
アイツに言えるはずもなく。

とりあえず魔界にいれば人間界ほど危険ではないはずだしと
多少気に留めつつ魔界での日常生活を送っていた。





作者談

とりあえず新婚1年目の俊です。

魔界じゃ普通にチョコレートは手に入らないよなと思いつつ、
とりあえずアロンに頼めば何とかなるかなと思ってます。
[2015/02/13 21:13] | ときめきトゥナイト (第2部) | コメント(0)
The New Birthday ( 俊 ⇒ 蘭世 )
2月14日。

世間一般的には女性にとっての一大イベント、バレンタインデー。
(いや、ひょっとしたら男性にとっても一大イベントかも。)

そして、俺の家では去年から更に卓の誕生日と言う
もう一つの意味を持つようになった。

人間界に戻ってこられて
卓を育てるのにまだまだドタバタしている俺たちだけれど
着実に毎日を過ごしている。

そして数日前何気なく観たテレビ番組のセリフに
俺は今度の2月14日はちょっとしたサプライズをしようと心に決めた。


2月14日当日、ジムは前もって早めに上がらせてもらうように頼んだ。

トレーナーとかは「卓君の初めての誕生日だからな。特別だぞ。」と許可をくれた。

まず帰り道に花屋に寄った。

「こちら、ご予約を頂いていたフラワーアレンジメントです。いかがでしょうか?」

「あっ、ありがとうございます。」

バラをメインにどことなく清楚さをイメージさせるようなフラワーアレンジメントだった。

よくはわからなかったから任せたのだが、
正解だったような気がする。

そして家路に就いた。

まずはテレポートで寝室に静かに入って、鏡台の前にフラワーアレンジメントをそぉっと置いてから
また玄関の前にテレポートした。

ピンポ~ン

「はぁ~い、あらっ???あなた?早かったのね。」

「ああ、卓の初めての誕生日だからな。早めに上がらせてもらった。」

「じゃあ、さっそく誕生パーティーをしましょうか。」

と相も変わらずイベント好きのアイツに呆れながら、
また、当の主役は意味が分かっているかどうかは怪しいが
誕生日パーティーに付き合った


主役もバタンキュ~と寝てしまったからベッドに連れて行って
戻ってきたらアイツも夕飯の片づけが済んだようだった。

俺は先に寝室のベッドの上で
ボクシング雑誌を読みながら
アイツを待った。

ガチャリ

アイツが入ってきた途端、
これが「鳩が豆鉄砲を食ったよう」と言うような表情をした。

「あなた、これ???」

「お前への誕生日プレゼントだよ。」

「私、7月だけど?」

「いくら俺でもそこまでぼけてない。

母親としての誕生日だよ。」

「!!!!」

「卓の誕生日と言うことはお前の母親としての誕生日だろ!!!」

「あなたぁ~(泣)」

「泣くなよ。母親なのに。」

「ありがとう。でも、母親としての誕生日なら、あなたの父親としての誕生日なのに、何も用意していない・・・」

「いや、俺はこれで十分だから」
(お前が傍にいてくれることが一番のプレゼントさって言えればいいけどな・・・)

俺は気持ちを込めてキスをした・・・





作者談

本当は2月14日当日にアップすべき内容かもしれませんが、
2月14日はちょっと別の話をアップしたくて・・・

ちょっとフライングです。

ちなみに子供の誕生日が親の親としての誕生日だと言う話は
テレビだったか、本だったか、新聞だったか、
何かしらで得た知識です。
(情報源があいまいですみません。)

何となくその考え方が大好きで
ずっと心に残ってます。

あっ、文章が長くなっちゃいそうなのでバレンタインの部分は書きませんでしたが、
もちろん私の脳内ではこの年も蘭世から俊へのバレンタインプレゼントはきちんとあったことになってます。

追伸:カテゴリを訂正しました。
[2015/02/12 20:50] | ときめきトゥナイト (第2部と第3部の間) | コメント(2)
Our Plan ( イアン & クリス )
僕たちは双子だ。

そして僕たちの父親とジーンの父親、僕たちの母親とジーンの母親がそれぞれ双子で
ジーンと僕たちで三つ子と言っても
誰も疑わないだろう。

唯一と言っても過言でない僕たちとの見た目の違いであるジーンの金髪と
どれだけ頑張っても追いつくことができなかったジーンの知能、
これが僕たちの自慢だった。

僕たちは真珠を人工的に作る研究をしていて
はっきり言って経済的にはジーンにおんぶに抱っこだったが
僕たちが今回この研究を有効に利用できる方法を思いついた。

あの世のジーンもやっと喜んでもらえるだろうよ。

だからな、流水、流風、
お前たちの真珠を作ってやるから
首を洗って待っておけ!!!




作者談

イアンとクリスの研究は
人間とか猫などはリアルすぎて嫌だけれど
花とかだったら綺麗かもって
当時は思ってしまいました。

頭は悪くない二人に思えたから
もうちょっと違う方向に使えばよかったのに・・・
[2015/02/12 10:46] | 海の闇 月の影 (原作の時期) | コメント(0)
My Question  ( 今日子 )
私は昔克之と付き合っていた。

その頃克之のご両親にはよくしていただき、
弟さんとも仲良くさせていただいていた。

ご両親は私にとっての理想のご両親でもあった。

いつか克之とあのような夫婦になれればと思ったこともあった。

でも、克之は小早川流風を選んだ。

私より何がよかったのか、
私に何が足りなかったのか、
何一つわからない。

でも、最終的には克之が幸せになれるならばって身をひいた。

あくまでも克之の幸せを願ってなのに
なんであの娘のせいで
克之のご両親が亡くならなければならないの!!!

あの流風って私の克之は奪っていく、
私の理想のご両親も奪っていく、
いったい何者なのよ?!

絶対に許さない!!!




作者談

以前にも書きましたが、今日子は好きなキャラクターです。

一本筋が通った感じがして・・・

最期の時まで悪者になりきれなかった感じでしょうか・・・
[2015/02/10 15:57] | 海の闇 月の影 (原作の時期) | コメント(0)
The New Season Ⅲ ( 俊 & 蘭世 )
「おかあさ~ん、これおかしくない?」

クルリと回りながら叫ぶように言う私に
半分以上呆れながら
「はいはい、大丈夫よ、いつも通りだから」
と言う母。

(いつも通りじゃなくていつも以上じゃなきゃ困るんだけど…)

って考えていたら

「ほらっ、お姉ちゃん、真壁のお兄ちゃんが首を長~くして待ってるよ。」

「あっ、やば~い!!!遅れちゃった!!!」

とほぼ全速力で走り出ようとドアを開けたら
「うわっ」
と言う声とともに何かにぶつかった。

「あっ、ごめんなさい。真壁君。

ってか、待ち合わせは駅じゃなかった?」

「お前がいつまで経っても来ないからだろ。」

(少しでも早く会いたかったとは言えねぇけどな。)

「まだ10分くらいじゃない。」

「いや、こっから駅まで来るのを待ってたら
どんくさいお前のことだ。

方向音痴だしいつまで経ってもたどり着かないだろうが」

「もぉ~」

「ほらっ、行くぞ」

と腕を差し出され、
家族に見送られながら
私たちはひっさびっさのデートを始めた。

まずはランチを食べて、
その後は映画。

ラブロマンス系にも憧れたが、
真壁君が観てくれるはずもないので
楽しめそうなSF映画。

去年の12月に公開された映画だけれど
まだまだ人気を博している。

もちろんとっても楽しかった。

で、ディナーを兼ねて真壁君がシティホテルを予約してくれていた。

ホテル最上階でディナーを堪能した後、
部屋に戻って
二人がそれぞれソファに向かい合って座った。

無口な真壁君はいつものことだけれど
何となく雰囲気が違って顔を見るとどことなく真剣な顔。

(まさか、結婚が嫌になったのかしら?

いや、私が嫌になった?

私が会いたい会いたいって強く思い過ぎたから
重すぎた?

やっぱりボクシングの方が大事だものね、それがわからない私なんて奥様失格なんだわ・・・)

「相変わらず、でかい声の独り言だなぁ」

「うわ!!!読まないでよ!!!」

「いや、そんなにでかい声で読むなとか言うな。しかも勘違いも甚だしいし・・・」

「???」

「あのな、俺だって会いたいって思ったから会いに来たんだろ?

俺の性格をいい加減にわかれ、会いたくないヤツに会いに来るか。

ボクシングは大事だけれどお前以上に大事なものなんてあるものか。

確かに、最近は忙しすぎてお前におんぶにだっこな状態だけれど
お前が世界で一番大事なのは事実だよ。」

「!!!(照)!!!」

「悪いが明日は早いからチェックアウトが早い時間になるが
今日は一晩ゆっくりしようぜ」

ねえ、真壁君、今日から暦上は春になったんだよ。

外はまだまだ寒いけれど、気分は春だよ。このポカポカの気持ちをありがとう。




作者談

本当は2月4日の立春の日に完結したかった話です・・・

私自身が風邪をひきこんで(インフルエンザではない)
咳が毎晩のように止まらなくて寝不足気味で
どんどんアップするタイミングが後ろにずれた結果、
本日は2月6日・・・

とりあえずこのデートの日は2月4日と考えて下さい。

ちなみに二人が観た映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」のつもりです。

俊と蘭世の結婚の年、1990年の洋画ランキングベスト1なので。

ちなみにこの映画シリーズは私は大好きです。
[2015/02/06 20:35] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
My Only Wish ( 薫 )
俺は数日前まで幸せだった。

たぶん同じ状況のヤツが100人いれば
みんな幸せだと答えるはずだ。

かわいい婚約者がいて
大学を卒業すれば結婚することも決まっていた。

そのはずなのに
そのかわいい婚約者が
いや笑子だけではない
俺のことを大切に育ててきてくれた家族までが
もう二度と目を開けることはない・・・

なぜかよくわからないが俺が家に火を点けたようなものだ。

笑子も必死に俺に助けを求めていた・・・

なのに俺は自分の身体に起こっている変化についていけず
笑子を、家族を守ることができなかった。

神様・仏様がいるなんて信じたことはないが、
本当に神様・仏様がこの世にいると言うならば
もう一度あの笑子の笑顔を見たい!!!
ただそれだけが俺の望みだ…





作者談

薫の存在は私のお気に入りです。

双子に対して怒り・憎悪を抱く直前くらいの薫を描いてみました。

最初は婚約者にもう一度会いたいとか
そんな望みだけだったと思うんですよ。

ちょっぴりおかしな方向を向きだしただけで・・・

薫が地下鉄で死なずに(殺されずに)長生きしていたら
流水の結末も変わっていたでしょうか…
[2015/02/06 10:26] | 海の闇 月の影 (原作の時期) | コメント(0)
The New Season Ⅱ ( 俊 )
ドタバタした感じはあったが、
何とかアイツにプロポーズをしたのが
去年のアイツの誕生日。

その後少しずつ結婚へ進んでいったが、
ボクシングの世界チャンピオンへの挑戦権を得て、
年末にベルトを賭ける試合が組まれた頃から
俺の周りが忙しくなった。

それでもといわゆるラブラブな婚約時代を過ごしていたが、
さすがにクリスマスは調整と減量で会うことすらままならなかった・・・

アイツも言いたいことはあったのだろうが、
俺には何も言ってこなかった。

で、無事にベルトを奪取し、
世界チャンピオンになって
やっと婚約時代をって思った俺がバカだった。

取材はもちろんのこと
やたらとファンかストーカーか
よくわからない女どもが周りをうろつくようになったんだ・・・

結婚式まで後2ヶ月と言うのに
その式の準備はすっかりアイツ任せ。

かろうじて俺のタキシードと
アイツのウエディングドレスは二人で決められたけれど
それ以外は毎夜に電話で聞くアイツの報告のみ。

さすがにこれじゃマズいだろうとは思っていたが、
そうはいっても毎日うるさい女どもを巻くのに精いっぱいな俺に
アイツの気持ちときちんと向き合うことはできなかったんだ。

ただアイツが
(寂しすぎて死んじゃう!!!)
と大声(?)で叫んで(?)くるから
こりゃあアカンと焦って
ジムに頼み込んで今度の水曜日に休みをもらった。

で、デートの約束を取り付けた。

江藤、俺も寂しすぎて死んでしまいそうだから
今度のデートは最高の1日にしようぜ!!!





作者談

たまには俊にも寂しがってももらいましょう。

もちろんポーカーフェイスで。

楽しいデートになればいいな

追記:他の私の二次小説に合わせた都合で一部訂正しました。
[2015/02/05 20:43] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(1)
My Game ( 真琴 )
金髪の男の人がパパがやってるぺんしょんにやって来た。

お兄ちゃんって言うのもちょっとおかしいんだけど
おじちゃんって言うと怒りそうな
怖い感じがした

でも、コットンテールをかわいいって言ってくれた。

パパもママもぺんしょんを始めてから一つも遊んでくれないから
遊んでくれるから少しだけれど好きになった。

するとね、
「もっと面白い遊びを知ってるよ。ちょっとチクッとするけど、とにかく楽しいよ。」
って言われて、
腕が少しチクッとした・・・

でも、泣かなかったんだよ、えらいでしょ!!!

そこからしばらくお熱があって、幼稚園を休んじゃったけれど、
お熱が下がったら、他の人と違うことができるようになったんだよ。

えらいでしょ!!!

そして、その金髪の人は
「この処方箋を探しにやってくる人がいるけれど、絶対に隠しとくんだよ。」
って言ってどっかに言っちゃった。

だからまた独りぼっちになって面白くないんだ。

早く遊び友達が来ないかな?

作者談

子供ってスポンジのように周りの大人の言うことを丸のみすると思いませんか?

思わず大人が気をつけなきゃって背筋がピンっとしてしまうこと。

真琴もジーンではなくもっと違うタイプの大人と出会っていれば
あんな最期ではなかったような気がする・・・



[2015/02/05 14:59] | 海の闇 月の影 (原作の時期) | コメント(0)
The New Season ( 蘭世 )
去年の私の誕生日に彼からプロポーズされた。

突然のプロポーズで
その日1日だけでも大騒動だった私たち。

私の答えはもちろんYes

彼のあんなに嬉しそうな顔は初めて見たかもしれない。

そこから彼は世界チャンピオンの挑戦者となって
去年の年末にタイトルマッチが組まれ、それに無事に勝利を収め、
現在ボクシングフェザー級の世界チャンピオン。

チャンピオンだからテレビに映る日も出てきたし、一種の有名人だと思う。

彼のあのルックスならばなおのこと。

おかげでこの4月に挙式を控えている、俗に言う婚約時代の
世間一般で言えばラブラブなはずなのに
私は彼自身に最後に会ったのはいつだっけ?って感じになってる。

いや、正確に言えば結婚式の打ち合わせとかには会っているんだけど、
それでも全部は打ち合わせに来れないからって
彼のタキシードとか出席者を選ぶのとか
彼がいないと無理なことしかできなくて
かろうじて私のウエディングドレスだけは彼の意向も聞きたかったから、
タキシードを選んだ日に無理やり付き合ってもらった

楓ちゃんに愚痴ると
「独り者にそれを言う?彼は仕事が特殊なんだから仕方ないわよ」
って呆れられるし、
ゆりえさんに愚痴ろうと電話をすると
留守番電話だったし、
神谷さんには無理だし・・・

真壁君、私だって会わなきゃ寂しすぎて死んじゃうよ!!!




作者談

時期としてはプロポーズ翌年の2月です。
(細かい日付は後日述べます。)

で、次に続きます。

予定では後2話の予定です。

私の結婚の時もちょうど私の会社が倒産して私が無職だったので
私が主に動いた気がします。
(結婚式まであまり時間が無かったのもありましたが・・・)

俊と蘭世も蘭世が動かないと無理かなと。

ついでに「寂しすぎると死ぬ」と言うのはイメージはウサギです。

追記:他の私の二次小説に合わせた都合で一部訂正しました。
[2015/02/04 19:59] | ときめきトゥナイト (第1部と第2部の間) | コメント(0)
The Last Day of Winter ( 真壁一家 )
「ただいま」

「おかえりなさ~い!!!」

俊がドアを開けると
飼い主を待つ犬のごとく
3匹、いや3人が満面の笑顔で出迎えた。

3人が出迎えるのは別に今日に限ったことではないのだが、
まるで尻尾をふった犬のような
あのはち切れんばかりの笑顔で出迎えるのは
何か魂胆があるからだ・・・

俊は荷物を蘭世に預けると、そっと耳打ちをした。

「今日って何の日だっけ???」

フ~ッとため息をつかれつつ、
「節分よ。せ・つ・ぶ・ん。
相変わらずなんだから・・・」

「そう言えばそうか。」

「愛良がね、幼稚園で鬼のお面を作ってきたの。

それを見た卓が豆まきをしたいって、二人して首を長くして待ってたのよ。」

(いや、待ってたのはお前もだろ。)

「もしかして、俺が鬼か?」

「あらっ?相変わらずそういう勘は鋭いのね。

と言うわけでよ・ろ・し・く」

と、愛良が作ったと言うお面を手渡され、
愛妻はさっさとキッチンに行ってしまった・・・

(マジかよ。幼稚園の時にお面を作ったくらいしか記憶に無いぞ。
豆まきなんてしたことないしなぁ。)


ちょっと憂鬱になりつつも
おいしそうな匂いにつられリビングに入ってきたら
太巻きにイワシの塩焼きなどなど
節分らしい料理がテーブルの上に並んでいた。

それをすきっ腹に入れて、
家族全員が満足したころ
「じゃあ、あなた、お願いしますね。」
と言う蘭世の催促。

仕方なくお面を被ってみると、早速
「おには~そとぉ~、ふくは~うちぃ~」
と子供たちの掛け声と足音が。

とりあえずよくはわからないながらも逃げていたら
子供たちは全部屋豆まきを終了して
満足したらしい・・・

俺はジムの後に更に運動をして
ちょっと疲れてしまったが・・・


ふと気づくとアイツがコーヒーを持ってきてくれた。

「お疲れ様。ありがとう」

「いや、俺は豆まきしたことなかったからなぁ。
それなりに楽しかったよ。」

「フフッ。福がたくさんくるといいわね。」

と満足げなアイツを見ながら
俺はお前がいればいつでも福に囲まれてんだよ
と思いながら、口にはできなかった・・・





作者談

今日は節分ですね。

明日から春が訪れるのでしょうか…?

皆様に福がたくさん訪れますように
[2015/02/03 13:57] | ときめきトゥナイト (第3部) | コメント(0)
いつまでも永遠に


プロフィール

poohfrozen

Author:poohfrozen
まず初めに二次小説のそれぞれの原作の出版社様、原作者様とは一切関係ございません。

私が個人的に読んでいる漫画の二次小説を少しずつ披露できればと思っています。
(恋愛ものがほとんどです。原作が恋愛ものでなくても恋愛部分のみをピックアップした二次小説になると思います。)

非常に下手だと思いますが、お付き合い頂ければ幸いです。

実親が非常に厳しく、漫画を触らせてくれなかったため
少し漫画に触れたのが高校生、
漫画にまともに初めて向き合えたのが
大学で一人暮らしを始めてからなので
同世代の人たちと比べるとずいぶんと遅れ気味な感じです。

原作を私なりに読んでの私なりのイメージを壊さないような二次小説を書いていく予定です。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR